日程
2017/05/13(土) 〜 2017/07/02(日)
会場 三菱地所アルティアム |
絵本「ミッフィー(うさこちゃん)」シリーズで知られ、2017年2月に惜しまれながら亡くなったオランダ人絵本作家、ディック・ブルーナ。
グラフィックデザイナーとしての顔ももつブルーナは、ペーパーバックシリーズ「ブラック・ベア」を代表とする温かみのある名作を数多く残してきました。作品に共通する特徴は「シンプル」であること。余分なものを極力削ぎ落としつつ、独自のユーモアや情感を織り込む「シンプルさ」が常に作品に潜んでいます。本展では、ブルーナ作品を線や色、形などテーマに分けて紹介します。なぜブルーナは、シンプルであることにこだわり続けたのでしょうか。展示作品を通してその正体を探ります。
ディック・ブルーナは、父が経営する出版社でグラフィックデザイナーとして、数多くのペーパーバックの表紙やポスターを手がけてきました。その後、アートディレクターを経て独立し、絵本制作に専念することとなります。本展ではこれまでの作品を振り返り、200冊を超えるペーパーバック、約40点のデザイン原画やスケッチ、ミッフィーやボリスなどの絵本原画約30点にポスターの複製などを加えた約500点を展示し、ブルーナの「シンプル」を紹介します。また、「シンプルの明日」というテーマで、日本のデザイン界で活躍する気鋭の4組(KIGI/groovisions/ 中村至男/ ミントデザインズ)が、グラフィック、プロダクト、ファッションなどのジャンルで、ブルーナ作品からインスピレーションを受けた新作を発表します。
作品を際立たせる「シンプル」の正体とは何か、本展でその魅力に迫ってみてください。
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