見どころ・イベント

本展について

「特別公開 愛らしき鳥獣戯画」

京都・栂尾の高山寺に所蔵される国宝《鳥獣戯画》(鳥獣人物戯画)は、日本美術の中でも最も有名であり、
また、人びとから愛される作品です。
この絵巻の魅力が「愛らしさ」にあることは言うまでもないでしょう。
画面の中を所せましと駆け回る動物たちの愛らしい姿に、
子どもからお年寄りまで誰もが思わず頬を緩めてしまいます。
本展では、《鳥獣戯画》の魅力を支える、
動物モチーフ表現の簡潔さとユーモア、というテーマに沿って、
日本美術を紹介します。「愛らしさ」という日本美術の新たな魅力を
見出していただく機会となれば幸いです。

猿猴捕月図(部分)雪村周継 福岡市美術館蔵
戯画図巻 (部分) 耳鳥斎 福岡市博物館蔵

高山寺とは

《鳥獣戯画》を所蔵する高山寺は、京都市の北西部の栂尾にあります。
創建は奈良時代と伝わりますが、明恵上人によって鎌倉時代の初めに再興されたのが実質的な創建です。
高山寺は、密教と華厳を修め生涯を仏道修行に捧げた明恵上人の教えを継承し、
学問寺としてその歴史を刻んできました。
その結果、多くの文化財が大切に守り伝えられ、今日に至っているのです。

主な出品作品

  • 国宝 鳥獣人物戯画(甲巻)
    平安時代 12世紀 京都・高山寺蔵
    画像提供:東京国立博物館 Image:TNM Image Archives

  • 国宝 鳥獣人物戯画(乙巻)
    平安時代 12世紀 京都・高山寺蔵

  • 国宝 鳥獣人物戯画(丁巻)
    平安時代 12世紀 京都・高山寺蔵
    画像提供:東京国立博物館 Image:TNM Image Archives

  • 国宝 鳥獣人物戯画(丙巻)
    平安〜鎌倉時代 12〜13世紀 京都・高山寺蔵

※会期中、「国宝 鳥獣戯画」の場面替え、
一部作品の展示替えを行います。

鳥獣戯画の展示期間

  • 前期

    「甲・丁巻」 9月3日(土)~9月25日(日)

  • 後期

    「乙・丙巻」 9月27日(火)~10月16日(日)

各巻・場面替えの詳細はこちら

「甲・丁巻」は[9月3日(土)~9月11日(日)/9月13日(火)~9月25日(日) 「乙・丙巻」は[9月27日(火)~10月2日(日)/10月4日(火)~10月16日(日)]で場面替えを行います。

重要文化財 子犬

重要文化財 子犬
鎌倉時代 13世紀
京都・高山寺蔵

鳥獣略画式 鍬形蕙斎

鳥獣略画式 鍬形蕙斎
江戸時代 寛政9年(1797)
福岡市博物館蔵

桐下絵新古今和歌扇面 本阿弥光悦書、俵屋宗達下絵

桐下絵新古今和歌扇面
本阿弥光悦書、俵屋宗達下絵

江戸時代 17世紀
福岡市美術館蔵

異代同戯図巻(部分) 狩野昌運

異代同戯図巻(部分) 狩野昌運
江戸時代 17世紀
福岡市美術館蔵

竹に鶏図 曾我蕭白

竹に鶏図 曾我蕭白
江戸時代 18世紀
摘水軒記念文化振興財団蔵

重要文化財 子犬

重要文化財 子犬
鎌倉時代 13世紀
京都・高山寺蔵

鳥獣略画式 鍬形蕙斎

鳥獣略画式 鍬形蕙斎
江戸時代 寛政9年(1797)
福岡市博物館蔵

竹に鶏図 曾我蕭白

竹に鶏図 曾我蕭白
江戸時代 18世紀
摘水軒記念文化振興財団蔵

桐下絵新古今和歌扇面 本阿弥光悦書、俵屋宗達下絵

桐下絵新古今和歌扇面
本阿弥光悦書、俵屋宗達下絵

江戸時代 17世紀
福岡市美術館蔵

異代同戯図巻(部分) 狩野昌運

異代同戯図巻(部分) 狩野昌運
江戸時代 17世紀
福岡市美術館蔵

関連イベント

プレトークイベント
「鳥獣戯画と日本美術の遊戯」

日時

2022年8月21日(日)13:30~15:00(開場13:00)

講師

中山喜一朗(福岡市美術館 総館長)

定員

180名(限定数に達し次第終了)

料金

1,600円(本展観覧券付き)

販売場所

プレトークイベントは終了しました。

記念講演会①
「京都・高山寺の名宝 鳥獣戯画―その魅力と謎―」

日時

2022年10月2日(日) 13:30~15:00(開場13:00)

講師

井並林太郎(京都国立博物館 研究員)

定員

180名

料金

聴講無料
ただし本展要観覧券(または半券)もしくはQRチケット画面の提示が必要。

申込締切

申込終了しました

記念講演会②
「演題:競い遊ぶものたち―「戯画図巻」のこころ―」

日時

2022年10月9日(日) 13:30~15:00(開場13:00)

講師

齋藤真麻理(国文学研究資料館 教授)

定員

180名

料金

聴講無料
ただし本展要観覧券(または半券)もしくはQRチケット画面の提示が必要。

申込締切

申込終了しました

※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
※当選者の発表は参加証の発送をもってかえさせていただきます。
※ご応募の際にいただいた個人情報は、本イベントの連絡にのみ使用させていただきます。
※新型コロナウイルスの感染状況等により、イベントの予定や内容に変更が生じることがあります。

つきなみ講座
「愛らしき日本美術の楽しみ方」

日時

2022年9月17日(土)13:30~15:00(開場13:00)

講師

宮田太樹(福岡市美術館 学芸員)

定員

180名

料金

聴講無料、事前申込不要

開催会場

福岡市美術館1階
ミュージアムホール

関連イベントに関するお問い合わせ

西日本新聞イベントサービス内
「鳥獣戯画展」係
TEL:092-711-5491(平日9:30〜17:30)

鳥獣戯画展 関連企画

高山寺 茶室《遺香庵》

高山寺には、明恵上人の七百年遠忌にあたる昭和6年(1931)に時の高名な数寄者、茶人たちが寄進した茶室「遺香庵」があります。それは高山寺に“日本最古の茶園”を作ったと伝わる明恵の「茶恩」に報いるものでした。本展では、その際に彼らが茶室の常什品として納めた茶道具に注目します。栂尾の自然や明恵の伝記に取材した銘や作風になる茶碗、茶杓、茶入、香合など約50点を一堂に展観します。

明恵礼讃“日本最古之茶園”
高山寺と近代数寄者たち

会期

2022年8月31日(水)~10月23日(日)

会場

福岡市美術館コレクション展示室 古美術企画展示室

料金

一般200円 ※鳥獣戯画展観覧券でご覧になれます

つきなみ講座
「遺香庵の什物ー近代数寄者たちが仰ぎ見た高山寺」

日時

2022年10月1日(土)15:00~16:00(開場14:30)

会場

福岡市美術館1階ミュージアムホール

講師

後藤恒(福岡市美術館 学芸員)

定員

180名

料金

聴講無料、事前申込不要

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