三菱地所アルティアム、イムズの営業終了に伴い来年8月に閉館へ

　三菱地所アルティアムが5月25日、入館する商業施設「イムズ」の閉館に伴い、2021年8月31日に閉館することを発表しました。

　同館は、三菱地所の文化支援事業の一環として1989年4月に開館。「アルティアム（ARTIUM）」という名前は、“誰もが気軽にアート（art）を楽しめるスタジアム（stadium）になるように”との思いを込めて名付けられました。

　現代アートやデザイン、建築、ファッションなどバラエティーに富んだジャンルをアートの視点から展開し、これまでに324本の展覧会を開催。累計140万人が来場し、福岡県内外のアートファンに親しまれてきました。

　新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため休館していましたが、5月20日から営業を再開。現在は「小さなデザイン 駒形克己展」が開催中（～6月21日まで、休館日は6月16日）です。

　以降は「絵本原画ニャー！mini 猫が歩く絵本の世界」（6月27日～8月2日）、「最果タヒ展 われわれはこの距離を守るべく生まれた、夜のために在る６等星なのです。」（8月8日～9月27日）、「jikijiki展 料理家 広沢京子 食のつながり▷食のひらめき」（10月3日～11月1日、休館日は10月20日）などが予定されています。