江口寿史展
EGUCHI in ASIA
2024/11/09(土) 〜 2025/01/12(日)
福岡アジア美術館
アルトネ編集部 2021/10/15 |
過去最大規模でミナ ペルホネンと皆川明の創作に迫ります
デザイナーの皆川明(1967-)が設立したブランド、ミナ ペルホネン。流行に左右されず、長年着用できる普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトとし、日本各地の生地産地と深い関係性を紡ぎながら、オリジナルの生地からプロダクトを生み出す独自のものづくりを続けてきました。
皆川がミナペルホネンの前身となる「ミナ」を立ち上げたのは1995年。「せめて100年つづくブランドに」という思いでファッションからスタートした活動は、その後、インテリアや食器など次第に生活全般へと広がり、現在ではデザインの領域を超えてホスピタリティを基盤にした分野へと拡張しています。そのたゆまぬ歩みは、2020年に25周年を迎え、これからも続いていきます。
本展覧会の「つづく」というタイトルは、文字通りブランドの時間的な継続性を示すものですが、それだけでなく、つながる・連なる・手を組む・循環するなど、モノや人が連鎖し何かを生み出していく生成のエネルギーを想起させる言葉でもあります。多義的な意味をもつ「つづく」をキーワードに、本展覧会では生地や衣服、インテリア、食器等のプロダクトに加えて、デザインの原画、映像、印刷物、皆川明の挿絵など創作の背景を浮き彫りにする作品群や資料も併せて展示します。
ミナ ペルホネンと皆川明のものづくりとその思考をこれまでにない規模で紹介する本展覧会は、私たちの日常生活やその先にある社会の仕組みについて新たな視点と示唆をもたらすことでしょう。
展示構成:田根剛(Atelier Tsuyoshi Tane Architects)
展示構成補助:阿部真理子(aabbé)
グラフィック・デザイン:葛西薫(sun-ad)
■本展のみどころ
◇ 2020年で25周年を迎えたミナ ペルホネンの過去最大規模の展覧会。東京で14万人以上が来場(2019年)、神戸会場に続き、福岡に巡回決定!
◇「特別な日常服」をコンセプトに、オリジナルの生地からプロダクトを生み出す独自のものづくりを続けるファッションブランドの魅力を紹介
◇「つづく」をキーワードに、生地や衣服、インテリア、食器等のプロダクトに加え、デザイン原画、映像など創作の背景を浮き彫りにする作品や資料も展示
◇ 福岡会場で初公開となる作品も展示予定
■展覧会概要
会期:2022年4月23日(土)~6月19日(日)
休館日:月曜日
開館時間:9:30〜17:30(入館は17:00まで)
会場:福岡市美術館(福岡市中央区大濠公園1-6)
※詳細情報は22年1月以降に発表予定。
■本展公式サイト
https://mina-tsuzuku.jp/
〈お問合せ先〉
西日本新聞イベントサービス TEL:092-711-5491(平日9:30〜17:30)
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