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アートフェアアジア福岡2019開催記念プレミアムイベント

アートコレクター宮津大輔氏による3日連続トーク

日程  2019/09/06(金) 〜 2019/09/08(日)
会場 福岡アジア美術館8階 あじびホール
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9月5日(木)から9月8日(日)までの4日間、西日本最大のギャラリーショー「アートフェアアジア福岡2019(ART FAIR ASIA FUKUOKA 2019)」が福岡市中央区天神の福岡三越及び福岡市博多区下川端町のホテルオークラ福岡にて開催されます。

第5回の記念開催となる今回は、4年連続となるホテルオークラ福岡会場に加えて、新たに福岡三越会場での開催が決定。韓国・台湾・香港・ベトナムなど海外からの参加も含め、過去最多の62ギャラリーが国内外から集結します。

さらに開催記念プレミアムイベントとして、現代アートコレクター・宮津大輔氏による3日連続トークが9月6日(金)から9月8日(日)にかけて開催され、その2日目には、福岡を拠点に映像やイベント企画を手がける株式会社Zero-Ten代表取締役・榎本二郎氏がゲストとして登場します。

現代アートを、そしてアートフェアアジア福岡をより深く楽しむためには欠かせないイベント。ぜひ会場にて熱いトークに耳を傾け、現代アートの魅力を体感してみてはいかが!

 

vol.1 トーク&ツアー
コレクター宮津大輔氏と廻る! 「アートフェアアジア福岡の楽しみ方」

現代アートコレクターとして著名な宮津大輔氏が自身のコレクションの軌跡、世界のアートフェアの最新情報、アートフェアの見方、今注目のアーティストなどを語ります。その後、出展ギャラリー各ブースを、解説を交えながらご案内します。

○日時  2019年9月6日(金)  18:30~19:15
○会場  福岡三越9階=「三越ギャラリー」
○入場料 無料 ※アートフェアアジア福岡2019のチケットをご提示ください。
○登壇者 ナビゲーター:宮津大輔(アートコレクター/横浜美術大学教授)

司会解説:阿部和宣(アートフェアアジア実行委員会 副実行委員長/みぞえ画廊)

 

 

vol.2 講演会DAY.1
宮津大輔×榎本二郎「文化が創る新しい経済圏︓福岡の先進性再認識と将来に向けた発展」

今や伝説となった四島コレクション、そして福岡アジア美術館開館やミュージアムシティ天神など、⽂化がトリガーとなり創出された福岡市を中核とする経済圏が、⽇本のみならずアジア地域に及ぼした影響は計り知れません。その先進性を当事者の証⾔で振り返ると共に、こうした試みが早過ぎたが故に、開始当初の状態を維持していくことの難しさを、如何に解決すべきかを探ります。更には、福岡市美術館のPFI によるリニューアルやアートフェアアジア福岡の開催等による今後の展望についても、来場された皆さんと共に考えていきます。

○日時  2019年9月7日(土)  13:30~15:00
○会場  福岡アジア美術館8階 あじびホール(福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル8F)
○入場料 無料 
※アートフェアアジア福岡2019のチケットをご提示ください。
※先着100名様に、12時より会場前で整理券を配布します。

○登壇者
話し手:宮津大輔(アートコレクター/横浜美術大学教授)
榎本二郎(株式会社Zero-Ten 代表取締役)
聞き手:西山健太郎(アートフェアアジア福岡 広報ディレクター)

 

 

vol.3 講演会DAY.2
宮津大輔「現代アート経済学︓見通しが利かない、変化の激しい時代を現代アートでロジカルに読む」

なぜ、ダヴィンチのキリスト像を、イスラム教徒が508億円で落札するのか?テロが横行していた、独立気風の高いバスク地方を変えたものは何か?人工知能の支配から、人類が逃れるために最も重要な思考とは?この世に存在しないボーカロイドを、クローンで創り出すことは可能か?これらの問題を解くキーになっているのは、全て現代アートです。アートと政治、経済、社会との関係を豊富な事例と共に、他視点から紐解きます。
また、皆さんが「あって、ないようなもの」と誤解しているアート作品の価格についても、どのように形成されているのか?その仕組みをロジカル且つ定量的に、そしてわかりやすく解説します。

○日時  2019年9月8日(日) 13:30~15:00
○会場  福岡アジア美術館8階 あじびホール(福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル8F)
○入場料 無料
※アートフェアアジア福岡2019のチケットをご提示ください。
※先着100名様に、12時より会場前で整理券を配布します。
○登壇者
話し手:宮津大輔(アートコレクター/横浜美術大学教授)
聞き手:西山健太郎(アートフェアアジア福岡 広報ディレクター)

 

【登壇者プロフィール】


宮津 大輔 (みやつ だいすけ) アートコレクター、横浜美術大学教授
1963年東京都出身。広告代理店、上場企業の広報、人事管理職を経て現職。1994年以来、企業に勤めながら収集したコレクションやアーティストと共同で建設した自宅が、国内外で広く紹介される。2011年7~9月には台北當代藝術館(台湾・台北)で全館を使用した大規模なコレクション展 が開催された。文化庁「現代美術の海外発信に関する検討会議」委員、「Asian Art Award 2017」 審査員等を歴任。 著書に『アート×テクノロジーの時代』『現代アート経済学』(以上、光文社新書)や『現代アート を買おう!』(集英社新書/中国・金城出版/台湾・Uni Books/韓国・ArtBooks)等がある。


榎本 二郎 (えのもと じろう) 株式会社Zero-Ten 代表取締役


福岡県出身・1978年生まれ。早稲田大学理工学部入学後、2002年ニューヨーク工科大学へ編入し卒業。米国で映像制作に携わる。2011年に映像やイベント企画運営・ウェブ制作等を行う株式会社Zero-Tenを立ち上げ、現職。2016年、新しいチームの作り方と大きな仕事づくりを可能にするプロジェクト創生型ワークスペース&コミュニティ『The Company』を開業し、現在国内4拠点、海外5拠点に展開中。自身の初長編映画監督作品は、2018年モナコ国際映画祭にてグランプリを受賞。

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