【ニュース】秋まで待てない！福岡の注目展覧会情報2017年下半期

芸術の秋、大型展覧会が今年も目白押しとなる。大注目の展覧会をＡＲＴＮＥがレコメンド！気になる展覧会は、展覧会ページをチェックしてみて。

マーベル展　時代が創造したヒーローの世界
福岡アジア美術館
2017/08/26(土) 〜 10/01(日)
「スパイダーマン」や「アベンジャーズ」などの魅力的な作品と、キャラクターで
世界中から大きな注目を集めるアメリカンコミック・レーベルの「ＭＡＲＶＥＬ」の展覧会が福岡に上陸！会場では、「ＭＡＲＶＥＬ」レーベルから生み出されたキャラクターや作品を、日本初公開となる貴重な資料、衣装、小道具などが紹介予定だ。
「ＭＡＲＶＥＬ」がなぜ世界中の文化に大きな影響を与えているのか、その秘密に迫る内容となっている。

西日本新聞創刊140周年記念特別展
新・桃山展－大航海時代の日本美術
九州国立博物館
2017/10/14(土) 〜 11/26(日) 
鉄砲伝来（1543年頃）から鎖国完成（1639年）までの約1世紀に、日本がアジアやヨーロッパとくり広げた交流の歴史を、華やかな美術とともに紹介する大規模な展覧会。織田信長と豊臣秀吉、徳川家康らの城郭を飾った豪華な襖絵や屏風絵など、当時を代表する絵師たちの名画も展示される。狩野永徳や長谷川等伯などの巨匠が華やかに時代を彩った絢爛たる絵画が九州でみられる大変貴重な機会となる。
エネルギーに満ちあふれた桃山美術の数々を楽しむとともに、グローバル化する社会の中で世界に誇るべき日本文化の豊かさを見てほしい。

追悼水木しげる　ゲゲゲの人生展
福岡県立美術館
2017/10/27(金) 〜12/10(日) 
2015年11月30日、93歳で「あの世」へと旅立った水木しげる。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」など、数多くのヒット作を生み出した漫画家としてだけでなく、作品を通じて妖怪文化を広めた妖怪研究家としても高く評価された。
本展では、水木プロダクションの全面的な協力のもと、少年期の習作、戦地で描いたスケッチ、貸本時代からの貴重な漫画や妖怪画の原稿など、卓越した画力とメッセージ性がうかがえる作品130点以上を一堂に展示する。初出品作品も多数展示され、水木しげる回顧展の決定版といえる内容となる。

神聖ローマ帝国皇帝　ルドルフ2世の驚異の世界展
福岡市博物館
2017/11/03(金) 〜 12/24(日) 
プラハに宮廷を構え、神聖ローマ帝国皇帝として君臨したハプスブルク家のルドルフ2世（1552～1612）は稀代の収集家として、また芸術家の庇護者として知られている。その膨大なコレクションは文字通り「驚異の部屋」とでも呼ぶべき恐るべきもので、当時のヨーロッパの芸術文化の一大拠点ともなった。
本展ではジュゼッペ・アルチンボルドを始め、ルドルフ2世が愛好した芸術家たちの作品を中心に、占星術や錬金術にも強い関心を示した皇帝の、時に魔術的とも言える魅力に満ちた創造と科学の世界をご紹介する。