
民藝 MINGEI-美は暮らしのなかにある
2025/02/08(土) 〜 2025/04/06(日)
福岡市博物館
秋吉真由美 2022/10/31 |
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大野城心のふるさと館で「大野城市市制50周年記念 特別展『よみがえる黄金の宝 国宝 宮地嶽古墳出土宝物の世界』」が開催中です。
福津市の宮地嶽神社境内にある宮地嶽古墳。本展では、国宝 宮地嶽古墳出土品が一堂に集結します。
7世紀前半ごろに築造された宮地嶽古墳。直径34mの円墳で、内部には横穴式石室が設けられています。その規模は、奈良県の五条野丸山古墳に次ぐ全国2位。金銅製馬具や金銅装頭椎大刀など、“地下の正倉院”とも称される絢爛豪華な副葬品は国宝に指定されています。
会場の中で一際存在感を放っている国宝「金銅壺鐙(こんどうつぼあぶみ)」。パルメット文様はシルクロードを通じて日本に伝わったもの。その輝きは、目を奪われます。
馬の尻や胸につける飾り金具。ハート形で縁金に鋲が施されています。
「金銅装頭椎大刀(こんどうそうかぶつちたち)」は、大型品と通常のサイズの2振の大刀が石室内に重ねられた状態で副葬されていました。大型の頭椎大刀は、3mにもおよぶ大きさで、九州国立博物館などにより復元品が製作されました。復元製作の手順とともに紹介しています。
宝珠形つまみが付いた蓋が特徴の銅鋺。百済武寧王陵から類品が出土しているなど、仏具として伝わったとされています。
そのほか、正倉院宝物の再現模造品なども並びます。
期間中は、関連イベントも開催。11月20日には、宮地嶽古墳や古代・筑紫の歴史に関連する場所を巡る「黄金の宝バスツアー」(要申込)なども予定。展覧会とともに楽しんでみてはいかがでしょうか。
特別展「よみがえる黄金の宝 国宝 宮地嶽古墳出土宝物の世界」の開催は、12月18日まで。
2025/02/08(土) 〜 2025/04/06(日)
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