光と闇を見つめて　炭鉱と美術　國盛麻衣佳＜１３＞【連載】爆破解体された竪坑櫓　「穏やかに」記憶をとどめる　古賀兼吉　 ※西日本新聞me有料会員限定記事

　捨ててしまった手紙や写真を「取っておけばよかった」と思ったり、既にいなくなってしまった人に「もっと聞いておけばよかった」と思ったり。見たい、聞きたいと思った時に叶わず、残念に思ったことはないだろうか。古賀兼吉（1912～2006）は、貧しい有明海の漁師や三池炭鉱の労働者など、記...

（＝残り1370文字、4月15日付西日本新聞朝刊に掲載）

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