小磯良平展ー幻の名作《日本髪の娘》
2026/04/18(土) 〜 2026/06/21(日)
09:30 〜 17:30
福岡市美術館
| 2026/05/25 |
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日本髪の若い女性が、物憂げな表情で座っています。黒髪と呼応するようなつややかな黒地に青、黄、赤、緑の線が入った着物は当時、高島屋が発表した最先端のデザインでした。大胆な柄の着物を着こなす女性の姿は、無機質な背景に映えています。
1935年、戦争の足音とともに、国が文化を統制する動きが強まっていました。これに反発した小磯良平は仲間と新グループ「第二部会」を結成し、第1回展に本作を出品しました。凛(りん)とした女性のたたずまいは、自律した表現の場を作ろうとする画家の姿勢と重なります。
伝統的な和装と30年代のモダン文化とが調和し、「日本で西洋画を描く」という課題に果敢に挑んだ小磯を象徴する名作です。
その後は所在不明とされていましたが、韓国・徳寿宮石造殿(のちの李王家美術館)の所蔵となった後、韓国国立中央博物館に移管されていたことが2008年に判明しました。このたび、約90年ぶりに日本への里帰りを果たしました。
(福岡市美術館学芸員・忠あゆみ)
▼「特別展 小磯良平展―幻の名作≪日本髪の娘≫」 6月21日まで、福岡市中央区大濠公園の市美術館。一般1700円、高大生1100円、中学生以下無料。月曜休館。
=(5月15日付西日本新聞朝刊に掲載)=
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2026/04/21(火) 〜 2026/06/14(日)
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2026/04/24(金) 〜 2026/06/28(日)
福岡市博物館
2026/04/18(土) 〜 2026/06/21(日)
福岡市美術館
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2026/04/11(土) 〜 2026/05/31(日)
田川市美術館