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現代アート作品《達仏》公開メンテナンス

日程  2019/05/18(土) 〜 2019/05/19(日)
会場 津奈木町役場付近
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《達仏》 2018年 Photo : Tsunagi Art Museum

熊本県・津奈木町に展示されている、生木に彫られた33体の仏像《達仏》は、日本を代表する現代アーティスト・西野達のパブリックコレクションによる常設展示作品としては、日本で唯一、世界ではフランスのナントに次いで 2 箇所目となります。屋外の生木に彫られ四季や経年により変化する《達仏》の魅力を維持するためには西野達と木彫の知識を持った専門家の協働によるメンテナンスが欠かせません。今回は、西野達と《達仏》の制作に協力し自らも木彫作品を制作する彫刻家の森英顕によるメンテナンス作業が公開されます。

【アーティストプロフィール】 ※西野達氏は5月18日(土)のみ参加
・西野達(現代アーティスト)
1960年、名古屋生まれ。武蔵野美術大学を修了後、ドイツのミュンスター芸術アカデミーで学び、1997年から主にヨーロッパで活動。屋外のモニュメントや街灯などを取り込んで部屋を建築し、リビングルームや実際にホテルとして営業するなど、都市を舞台とした人々を巻き込む大胆で冒険的なプロジェクトに取り組んでいます。また、西野の屋外作品は展覧会終了後に解体されるため、会期中にしか見られないことでも知られています。現在はベルリンと東京を拠点に活動。平成 29 年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

・森英顕(彫刻家)、崇城大学芸術学部・芸術研究科学生
1977 年、熊本生まれ。崇城大学大学院芸術研究科美術専攻修了後、2009 年、筑波大学大学院人間総合科学研究科芸術専攻修了。在学中から木を素材とした彫刻に取り組みようになり、人間の痕跡や文明を主題に彫刻的形態を探究、彫る過程で自然木と自己身体の関わりから生まれる現象を積み重ねて作品を制作しています。また、それらを通して得た知見を社会に還元する活動として、彫刻的視点から美術と社会(日常)の新たな関係性を模索し、様々な芸術振興に関わるプロジェクトや支援も行っています。現在、崇城大学芸術学部非常勤講師。2017 年から《達仏》の制作に協力しメンテナンスも引き受けている。

※メンテナンス作業には、崇城大学芸術学部・芸術研究科学生も参加します。

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