
直方文化連盟 70周年記念共催事業
野見山朋子・片山博詞 ふたり展
2025/07/05(土) 〜 2025/09/07(日)
直方谷尾美術館
日程
2020/09/12(土) 〜 2020/10/18(日)
会場 福岡アジア美術館 |
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※ご来場の際は公式ホームページで詳細をご確認ください。
70年代後半から90年代にかけ、日本の10代の女の子たちから絶大な人気を集めた“OSAMU GOODS”。「かわいい」という感覚をキーワードにデザインを追求し、自己主張を意識し始めた彼女たちの心に鮮烈な印象を残したイラストレーターが“原田治”でした。
彼のデザインの根底には、彼がまだ10代だった50~60年代に抱いたアメリカ文化への憧れがありました。シンプルな線で描かれたキャラクターは、単に可愛いだけではない抜群のデザインセンスとクオリティを持ち合わせ、瞬く間に10代の女の子たちの必携アイテムとして受け入れられてきました。
大きなイラストの入ったトートバッグを持ち、 文房具やランチボックス、ハンカチ、キーホルダーを身につけて通学。家に帰れば、マグカップやカトラリー、部屋には時計やクッションが飾られ、当時のティーンエイジャーの個性の象徴として生活の中に浸透していきました。現在にいたるまで、実に約1万種類を超えるグッズが商品化されるなど、日本のキャラクタービジネスの礎となりました。
めまぐるしいスピードで移り変わり、流行が多様化する世界にあって、有無を言わせぬ“可愛らしさ”と、 明快でシンプルなタッチで描かれた原田治のイラストは、圧倒的な存在感と輝きを放ち続けています。惜しくも2016年11月、70歳という生涯を終えましたが、この時代に見いだされ支持され、そしてこれからも人々の生活の中で生き続けるであろう原田治の世界を堪能することができるでしょう。
2025/07/05(土) 〜 2025/09/07(日)
直方谷尾美術館
2025/07/10(木) 〜 2025/09/07(日)
山口県立美術館
2025/07/15(火) 〜 2025/09/07(日)
大野城心のふるさと館
2025/07/19(土) 〜 2025/09/07(日)
長崎県美術館
2025/07/25(金) 〜 2025/09/07(日)
鹿児島市立美術館