江口寿史展
EGUCHI in ASIA
2024/11/09(土) 〜 2025/01/12(日)
福岡アジア美術館
日程
2021/12/18(土) 〜 2022/02/13(日)
会場 鉄輪むし湯、火男火賣神社、大谷公園、地獄蒸し工房 鉄輪、洗濯場跡およびオンライン |
混浴温泉世界実行委員会は、『廣川玉枝 in BEPPU』を、新型コロナウイルス感染症防止の観点から会期を変更し、2021年12月18日(土)〜2022年2月13日(日)まで、鉄輪(かんなわ)むし湯、火男火賣(ほのおほのめ)神社、大谷公園、地獄蒸し工房 鉄輪、洗濯場跡およびオンラインで開催します。
『in BEPPU』は、毎年1組のアーティストを招聘し、地域性を活かしたアートプロジェクトを展開する個展形式の芸術祭です。6回目を迎える本年は、服飾デザイナーの廣川玉枝を招聘します。
『廣川玉枝 in BEPPU』のテーマは「祭」です。廣川が創作した祭=神事と、鉄輪エリアでの屋内外のインスタレーションや祭で使用する衣裳展示などの常設展示から構成されます。
祭では、山から町、町から海へと温泉の水脈を辿るように、別府ならではの新たな3つの神事を奉納します。山では疫鬼を払う『追儺(ついな)式奉納』を執りおこない、神様を呼び覚まし、芸術祭の始まりを告げます。町では冬至を迎える時期に『地嶽祭(じごくまつり)神事奉納』とし、火男火賣神社から鉄輪むし湯までの道のりを、廣川のデザインした地嶽の神々の衣裳を纏った市民が練り歩きます。さらに、練り歩きの一行が鉄輪むし湯前に到着すると、観衆とともに地鳴らしをおこないます。これは疫鬼を祓い大地にエネルギーを与え、新たな春を迎えるための神事です。海では忌火を海へ送る『火祭(ほのおまつり)神事奉納』によって疫鬼や災厄の侵入を防ぎ、春到来を祝福するとともに芸術祭の終わりを告げます。
常設展示は、鉄輪むし湯を廣川の代表作『Skin Series』でできた魔除け提灯や暖簾で大胆に彩り、禊祓(みそぎはらえ)のインスタレーションを展開するほか、別府温泉の守護神である火男火賣神社と噴気たなびく大谷公園の2会場で、祭で使用する神々の衣裳を展示します。
人類の歴史において、疫病や自然災害といった苦しい状況にあるときこそ土地の神様に祈りを捧げ、厄を祓う「祭」が催されてきました。かつての別府においても、鶴見岳の噴火を鎮めた火男火賣神社や、荒れ狂う地獄を鎮め、鉄輪を湯治場へと変容させた一遍上人のように、新たな未来へと導く存在がありました。廣川は、いま世界中が困難に見舞われているこの時代に必要とされているのは「祭」しかないと考え、本芸術祭のテーマとしました。
本実行委員会は、廣川による「祭」が多くの方々に希望と活力をもたらし、新たな未来へと導く存在となることを願っています。
招聘アーティスト/廣川玉枝
ファッション、グラフィック、サウンド、ビジュアルデザインを手掛ける『SOMA DESIGN』を設立。同時にブランド『SOMARTA』を立ち上げ東京コレクションに参加。第25回毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞受賞。単独個展『廣川玉枝展 身体の系譜』の他Canon『NEOREAL』展、 TOYOTA 『iQ×SOMARTA MICROCOSMOS』展、 YAMAHA MOTOR DESIGN 『02Gen-Taurs』など企業コラボレーション作品を多数手がける。2017年SOMARTAのシグネチャーアイテム“Skin Series”がMoMAに収蔵され話題を呼ぶ。2018年『WIRED Audi INNOVATION AWARD』を受賞。
2024/11/09(土) 〜 2025/01/12(日)
福岡アジア美術館
2025/01/21(火) 〜 2025/05/11(日)
九州国立博物館
2024/10/31(木) 〜 2024/11/25(月)
大丸福岡天神店 本館8階催場
2024/09/07(土) 〜 2024/11/24(日)
つなぎ美術館
2024/10/26(土) 〜 2024/12/01(日)
九州芸文館