江口寿史展
EGUCHI in ASIA
2024/11/09(土) 〜 2025/01/12(日)
福岡アジア美術館
日程
2022/01/19(水) 〜 2022/03/27(日)
会場 福岡市美術館 |
※ご来館前に、福岡市美術館ホームページで詳細をご確認ください。
東南アジアの国々には、国境を超えたネットワークを結び、独自の文化を育んできたプラナカンと呼ばれる人々がいます。プラナカンとは、東南アジアにわたり、現地の女性と結婚して定住した主に中国からの移民の子孫を指します。マレーシアのマラッカやペナン、インドネシアのスラバヤやメダンと並んで、シンガポールはその主要な拠点のひとつです。
プラナカンの女性たちは、繊細な文様で彩られるバティックをまとい、バジュパンジャンと呼ばれるクラシックなスタイルの長い上着を身に付けていました。この伝統的なスタイルは19世紀から20世紀にかけて、インドネシア、マレーシアそしてヨーロッパの影響を受け、劇的な変化をとげます。同時に、バティックにも飛躍的な変化がもたらされました。
本展ではパジュパンジャンとバティックを中心に、約100年にわたるプラナカン女性のファッションの変遷をたどります。
シンガポールのリー・キップリー夫妻は、アジア染織のコレクターとして知られています。2015年度にリー夫妻より寄贈された東南アジアの衣装などを、受贈を記念して紹介します。
リー夫妻寄贈の上着に、インドネシア染織のコレクター、エイコ・アドナン・クスマ氏より1998年度に寄贈されたバティックを取り合わせて展示します。
シンガポールなど東南アジアで花開いたファッションの世界をお楽しみください。
会場は、福岡市美術館1階、 コレクション展示室 古美術企画展示室。
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