九州国立博物館開館20周年記念
特別展 九州の国宝 きゅーはくのたから
2025/07/05(土) 〜 2025/08/31(日)
09:30 〜 17:00
九州国立博物館
| 2025/07/29 |
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朝鮮人参(にんじん)(高麗人参)といえば、高価な漢方薬としてよく知られています。朝鮮人参風味のチョコレートやあめも、韓国のお土産でよく見かけますね。
この朝鮮人参は、見ての通り人の形をしています。朝鮮人参は江戸時代、朝鮮からの重要な輸入品でした。九州と朝鮮との間に位置し、日朝間の外交と貿易窓口を担っていた対馬藩にとって、人参の輸入は大事な使命の一つであり、藩の財政を管理した勘定所には「人参掛(かかり)」が置かれていました。
人形人参を包んでいた紙には、人形人参が正徳3(1713)年に人参掛で発見され、家老の平田隼人から藩主に献上されたと書いてあります。通常であれば人参は薬となって服用される運命でしたが、奇跡と偶然によって藩主の家宝となり、重要文化財「対馬宗家関係資料」として今に伝わります。
そのさらなる魅力は、なんといってもこの奇跡的なフォルムです。シュッとしていながら、頭がちょっと曲がっていたり、長い脚はモジモジしていたり。ジワジワ来る魅力を会場で実感してください。
(九州国立博物館展示課主任研究員・一瀬智)
◇◇
九州・沖縄ゆかりの国宝などを集めた特別展「九州の国宝 きゅーはくのたから」が福岡県太宰府市の九州国立博物館で8月31日まで開催中。
=(7月25日付西日本新聞朝刊に掲載)=
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