
民藝 MINGEI-美は暮らしのなかにある
2025/02/08(土) 〜 2025/04/06(日)
福岡市博物館
日程
2025/04/01(火) 〜 2025/05/25(日)
会場 九州産業⼤学美術館展⽰室 1階、2階 |
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本展は、《巴⾥、ルオー、ザッキン。―ボヘミアンたちの街》と《元倉眞琴 集まって住む》という、⼆つのパートからなっています。⼆つを結ぶのは「つながり」というテーマです。
20 世紀初頭のパリ市、セーヌ右岸のモンマルトル、左岸のモンパルナスには、フランスだけでなく世界各地から集まった、沢⼭の若い芸術家たちが暮らしていました。これらの界隈で、彼ら、彼⼥らは20世紀芸術の新たな地平を切り拓く創作を繰り広げます。孤独で貧しく無名な芸術家たちの営みをいつも支えたのは、「蜂の巣」や「洗濯船」といった集合アトリエ兼住宅、そしてモンマルトル、モンパルナスの街でした。《巴⾥、ルオー、ザッキン。》のパートでは、本学の所蔵品から、「洗濯船」にかつて住んだアンリ・マティス(1968-1954)や藤⽥嗣治(1886-1968)の版画、「蜂の巣」に住んでいたオシップ・ザッキン(1888-1967)の連作版画、モンパルナスに⻑年暮したアルベルト・ジャコメッティ(1901-1966)のドローイング、そして同時代のパリで活躍したジョルジュ・ルオー(1871-1958)の連作版画、及びルオーのよき理解者だった⾼⽥博厚(1900-1987)の彫刻作品などを紹介します。
本展後半、《元倉眞琴 集まって住む》のパートでは、空間・建築・都市など広範なフィールドにわたった建築家・元倉眞琴(1946-2017)の業績をたどります。彼は、そこに暮らす⼈々の⽇常を観察、丹念なリサーチに基づいて、⼾建ての住宅、集合住宅や都市建築など、数多くのプロジェクトを⼿がけました。元倉はつねに、⼈々のありかた=「集まって住む」ことをめぐる根本的な問いをもって、制作を続けました。
このパートでは、元倉のダイナミックな思考の軌跡を、⼿書きの図⾯や⽇常を描いた様々なスケッチなどをまじえ、浮き彫りにしていきます。
会場は、九州産業⼤学美術館展⽰室
1階「巴⾥、ルオー、ザッキンーボヘミアンたちの街」
2階「元倉眞琴 集まって住む」
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