アニメ化30周年記念企画
ちびまる子ちゃん展
2020/10/24(土) 〜 2020/11/29(日)
09:30 〜 18:00
福岡アジア美術館
秋吉真由美 2020/11/13 |
ごく普通の小学3年生の主人公と、にぎやかで個性あふれる登場人物たちが繰り広げる日常に、どこか親近感がわく長寿アニメ「ちびまる子ちゃん」。
楽しいことにはケラケラ笑って、ちょっと面倒くさがりで、家族と友だちが大好きなまるちゃんと愛すべき仲間たち。何気ない日常を描くストーリーながら、原作者・さくらももこ氏のユニークな視点に大いに笑わされて、時に切なくなったり。
1986年、少女マンガ雑誌「りぼん」で連載が始まった「ちびまる子ちゃん」は、1990年にアニメ放送がスタート。今年、放送開始30周年を迎えました。福岡アジア美術館(福岡市博多区)では、そのアニメ化30周年を記念した「アニメ化30周年記念企画 ちびまる子ちゃん展」が開催中です。制作過程の資料やセル画が年代順に紹介されるほか、さくらももこ直筆の原稿や原画、プライベート作品なども並びます。
21人のキャラクターを解剖!
さくら家をはじめ、クラスメイトたちをさくらももこ直筆の色紙イラストとともに紹介。身長や顔の大きさの違いが一目でわかる比較図も。
テレビアニメ化され、大人気作品に
さくらももこ自身が作詞を手掛けたエンディングテーマ「おどるポンポコリン」は空前の大ヒットを記録。1990年12月には初の劇場用映画も公開されました。
長寿アニメの道へ
1995年から第2期の放送がスタートし、長寿アニメの道へ。2000年頃からは、セルを着色する手作業が徐々にデジタル化し、2005年頃にはセルからデジタルへ完全移行。CGを盛り込んだ表現も増え、親子2世代で楽しむ長寿アニメへと成長します。
アニメ化25周年では23年ぶりに映画公開も
アニメ化25周年の2015年には、23年ぶりの映画「映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」を公開したほか、静岡鉄道とのタイアップやTシャツブランド「グラニフ」などのコラボレーションも展開。
さくらももこ直筆の“友蔵心の俳句”も!
孫を溺愛し、とにかく振り回されるキュートな祖父・友蔵のおなじみの心の俳句。会場では、さくらももこ描き下ろしの色紙で楽しめます。
原作者・さくらももこの“ものづくり”
何かを作ることが大好きだったというさくらももこ氏。空き箱に描かれたかわいいイラストに思わず笑みがこぼれます。好きなものに囲まれて、モノを大切に丁寧に暮らす様子が感じられます。
まるちゃんと記念撮影も
会場には、記念撮影が楽しめるフォトスポットもお目見え。来場の記念にぜひ。
グッズもまるちゃんワールド全開!
展示会オリジナルの商品をはじめ、ちびまる子ちゃんグッズが集結。作中にも登場した、あの貴重なノートも!
ちょっと自分に似ていたり、すぐ隣にいそうなキャラクターたち。会場には、世代を超えて愛される、ちびまる子ちゃんの魅力がめいっぱい詰まっていました。
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