石田スイ展[東京喰種 ▶ JACKJEANNE]
2021/04/10(土) 〜 2021/05/16(日)
09:30 〜 18:00
福岡アジア美術館
秋吉真由美 2021/04/28 |
世界累計発行部数4,700万部を超える人気コミック『東京喰種トーキョーグール』シリーズを手掛ける福岡県出身の漫画家・石田スイ。福岡アジア美術館(福岡市博多区)で、今年画業10周年を迎える石田スイ初の大規模展覧会「石田スイ展[東京喰種▶JACKJEANNE]」が開催中です。
“石田スイの世界を追体験、~ゼロから作品が生まれるまで~”をテーマに、『東京喰種トーキョーグール』シリーズの原画や、初期作品のアナログ原稿やネーム、『東京喰種 ZAKKI:re』の企画「石田スイへの質問」で読者の質問に答えた石田スイ直筆の手紙、原作やキャラクターデザイン、シナリオを務めたNintendo Switch用ゲーム『ジャックジャンヌ』の資料などが一堂に展示されています。
来場者を石田スイの世界観へ一気に引き込む「はじまりの部屋」では、約710点のイラストを、TVアニメ『東京喰種トーキョーグール』のオープニングテーマを新たにリミックスした楽曲「unravel(n-buna from ヨルシカ Remix)/TK from凛として時雨」に乗せて、17台のモニターで構成したビデオコラージュで魅せます。
続いて、『東京喰種トーキョーグール』の空間へ。
人間を喰らって生きる“喰種(グール)”が潜む東京の街を舞台に描く同作。会場には、喰種の内臓を移植されたことから、半“喰種”となった主人公カネキが働く喫茶店「あんていく」を再現したコーナーも。
男性のみで構成する劇団「玉阪座」が有し、役者を育てる「ユニヴェール歌劇学校」。女性であることを隠し通すことを条件に入学した主人公・立花希佐が最終公演での主演を目指すシミュレーションゲーム『ジャックジャンヌ』。
石田スイがキャラクターデザイン、イラスト、シナリオなどすべてを手掛けた同ゲームのエリアでは、企画が誕生したきっかけをはじめ、企画やコンセプトアート、楽曲制作など、制作の裏側に迫ります。
併設するショップでは、展覧会限定のグッズが多数登場。『東京喰種トーキョーグール』や『ジャックジャンヌ』はもちろん、メインビジュアルを使ったグッズが並びます。
石田スイ作品のファンはもちろんのこと、繊細で力強いタッチで描く世界や作品を生み出す過程が興味深く堪能できる展覧会です。開催は5月16日まで。
ⒸSui Ishida/SHUEISHA ⒸSui Ishida/BROCCOLI
※Nintendo Switchは任天堂の商標です。
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