江口寿史展
EGUCHI in ASIA
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福岡アジア美術館
アルトネ編集部 2018/04/05 |
福岡アジア美術館がプチリニューアル!3/31(土)にはオープンを記念したイベントが開催されるということで、ARTNE 編集部も取材に急行してきました。
博多リバレイン1階の福岡アジア美術館直行エレベーター前になにやら白い幕で覆われた壁が。こちらは中国・北京在住のアーティスト、ブー・ホァ(卜樺)さんによる約4×11メートルの壁画なのです。髙島宗一郎市長とブー・ホァさんの手によって、《最良のものはすでにある》がお披露目されました。
ブー・ホァさんは2014年に開催された「第5回福岡アジア美術トリエンナーレ2014」の参加作家。セーラー服を着たキュートな女の子が不思議な世界を飛びまわるフラッシュアニメの作品と言えば、思い出すアートファンもいらっしゃるのでは?本作でも今にも画面の中で動き出しそうな少女たちがアジ美を訪れた人たちを迎えてくれます。 髙島市長からは「博多祇園山笠や明太子、ラーメン、福岡タワーなど福岡にゆかりのあるものが散りばめられています」とのヒントが語られましたが、巨大な画面にこれでもかと言うほど様々な要素が詰まっています。まさにインスタ映えするスポットなので、お気に入りのモチーフの前で撮ってもよし、全体を撮ってもよし!
ブー・ホァさんによる映像作品のフラットな色面を見事に再現しているこの壁画。制作を支えたのは福岡在住のアーティストや学生たち24人です。作家挨拶では、彼らに対する感謝の言葉が何度も語られたのが印象的でした。アジアと福岡のアーティストの交流を生み出すのもアジ美が担ってきた大切な役割の一つ。7階アジアギャラリーでは壁画制作の様子をおさめた記録動画や、他のアニメーション作品も見ることができます。
そして、福岡アジア美術館7階もリニューアル!アートと本とカフェが融合したアートカフェがオープンしました。アジ美が所蔵するアジアやアートに関する本や雑誌、約1万冊を無料で読むことができます。福岡の書店ブックスキューブリックによる選書とブック・コーディネートで強力なラインナップになっています。時間がいくらあっても足りません!
新しい机と椅子は座り心地もいいし、至れり尽くせりです。打ち合わせに使えばクリエイティブなアイディアが浮かぶかも!?
益々アジアが身近に感じられそうな新スポット。足を運んでみてはいかがでしょう。
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