江口寿史展
EGUCHI in ASIA
2024/11/09(土) 〜 2025/01/12(日)
福岡アジア美術館
秋吉真由美 2022/12/23 |
ピカソやビアズリー、そして広重。寒い冬は、名匠たちの熱を感じる一枚に酔ってみませんか? 名画との出合いも一期一会。感動で絵の前から動けなくなる……そんな素敵な作品との出合いが待っているかもしれません。
天才画家ピカソの名画が九州に上陸
20世紀最大の画家パブロ・ピカソ。長崎県美術館では「NBC創立70周年記念 イスラエル博物館所蔵 ピカソ―ひらめきの原点―」が開催中です。
800点あまりのグラフィック作品を中心としたピカソ作品を有するエルサレムのイスラエル博物館のコレクションから、初期作品から晩年までの版画を中心に130点が並びます。
ビアズリーの耽美的な魅力に酔いしれる
19世紀末、耽美主義の中心的存在として活躍した画家オーブリー・ビアズリー。下関市立美術館で開催中の特別展「ビアズリーの系譜 アールヌーヴォー、日本の近代画家たち」では、ビアズリーの代表作となったオスカー・ワイルド作の戯曲『サロメ』の挿絵を中心にビアズリーの才能あふれる作品約25点を紹介します。
また、アールヌーヴォーなど同時代の美術や、西洋美術の影響を受けた日本の美術家たちの作品もともに紹介。近代美術史の魅力が堪能できる展覧会となっています。
五葉が夢中になった浮世絵研究への情熱
江戸時代後期に活躍した浮世絵師・歌川広重と、装幀作家で浮世絵研究者でもある大正時代の画家・橋口五葉。鹿児島市立美術館で開催される「広重vs五葉 甦る浮世絵風景版画の傑作~復刻 『保永堂版 東海道五十三次』」では、1918年~1919年に五葉が編纂して岩波書店から発行した復刻『広重畫 保永堂板東海道五十三驛風景續畫』に収録された木版複製全60枚が一堂に並びます。
五葉の浮世絵研究資料なども展示。浮世絵研究に対する五葉の“熱”が感じられる展覧会となっています。
2024/11/09(土) 〜 2025/01/12(日)
福岡アジア美術館
2025/01/21(火) 〜 2025/05/11(日)
九州国立博物館
2024/10/31(木) 〜 2024/11/25(月)
大丸福岡天神店 本館8階催場
2024/09/07(土) 〜 2024/11/24(日)
つなぎ美術館
2024/10/26(土) 〜 2024/12/01(日)
九州芸文館