春の特別展「恐竜ランド~恐竜たちと遊ぶバーチャルの世界~」
2024/03/02(土) 〜 2024/04/07(日)
福岡県青少年科学館
2024/03/08 |
バーチャル世界で恐竜たちと遊べる「恐竜ランド」が福岡県久留米市の同県青少年科学館で開催中です。VR(仮想現実)などの最新の映像技術や、光の三原色などの映像の基礎的な知識を学べる体験型の展覧会です。実際に触れたり、感じたり、科学技術への興味をかきたてるコンテンツがずらりと並ぶ本展の見どころを紹介します。
今回のテーマは「恐竜」。約6600万年前に絶滅した恐竜たちが会場狭しと現れます。いろんな恐竜の名前や特徴はパネルやホログラムで教えてくれます。立体的な映像を浮かび上がらせるホログラムの一つ「ペッパー・ゴースト」方式は、プロジェクターから出る映像をアクリル板に投影させる技術です。
「ダイナソーキャッチ」は、物体までの距離を測る測域センサを利用したデジタルコンテンツ。画面上部から落ちてくる恐竜たちにタッチして得点を競います。小さなお子様でも十分に楽しめます。
一方、「ダイノキックウェイ」はコンピュータ上に作られた仮想上の世界を、まるで現実のように体験できるVRアトラクションです。頭部に装着したヘッドマウントディスプレイに「恐竜パーク」内で動き回る恐竜たちの迫力ある映像が映し出され、360°を見渡せます。パーソナルモビリティの手元・足元の動きは映像と連動しており、風や振動も加わり、実際に動く乗り物に乗っているような感覚で進んでいきます。こちらは年齢制限が7歳以上で、小学生は保護者同伴で体験可能です。
また、CGと現実世界の景色を組み合わせるAR(拡張現実)技術を用いた「逃げ出した恐竜を探せ」もぜひ挑戦してほしいコンテンツ。スマートフォンのカメラアプリで同館内にある目印(マーカー)を読み込んで、デジタル恐竜を探していきます。時間内に3種類の恐竜を見つけると、素敵なノベルティグッズがもらえます。久留米工業大学の学生クリエイティブ団体「Picture」が開発した技術です。
さらに、光の三原色の仕組みを観察できる「色の変わる恐竜」、目の錯覚を利用した立体的に見える絵画「トリックアート」、決まった方向だけの光を通す偏光板を使って映像を映し出す「見えない恐竜」など、面白いコーナーが盛りだくさん。それぞれに詳しい解説が付いているので、どんな原理や技術を使っているのか、楽しみながら学ぶことができます。
期間中の土日祝日は、段ボールで恐竜の形の貯金箱を作るワークショップも開催します(1個400円)。
「プラノサウルス ヴェロキラプトル 組立体験会」では、恐竜の骨格・外皮を確認しながら、自分で恐竜を組み立てることができます(無料)。対象は小学生・中学生で、開催日は3月9日(土)、16日(土)、23日(土)、30日(土)、4月6日(土)です。開催時間は①15:00~15:30(受付時間15:00~15:15)②15:30~16:00(受付時間15:30~15:45)、定員は先着順で各回40名となっています。
■春の特別展「恐竜ランド~恐竜たちと遊ぶバーチャルの世界~」
3月2日~4月7日、福岡県久留米市東櫛原町の県青少年科学館。同館の入館料のみで入場可。一般410円、4歳~高校生210円、4歳未満と65歳以上無料(3月31日までは中学生以下無料)。3月4、5、11、18日休館。同館=0942(37)5566。
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