至上の印象派展を二倍楽しむための一冊【書店員編】

 

九州国立博物館では、2018年5月19日（土）から7月16日（月・祝）まで、「至上の印象派展　ビュールレ・コレクション」（主催：九州国立博物館・福岡県、西日本新聞社、ＮＨＫ福岡放送局、ＮＨＫプラネット九州）を開催中です。

本展覧会の開催を記念し、福岡市内書店でタイアップ・フェアを開催中。至上の印象派を２倍楽しむことのできる、著名人・書店員が選ぶ印象派の１冊をご紹介いたします。

後編では、福岡市内の書店員が選ぶ１冊をオススメのコメントとともにご紹介します。

｜書店員編｜

■紀伊国屋書店 福岡本店　書店員・林さん：「マネと印象派の巨匠たち　印象派ってナニ？」島田紀夫監修

「本のタイトル通り、印象派ってナニ？の疑問が、この一冊ですべてが解決!印象派の巨匠たちの代表作を多数掲載、また、印象派の誕生、印象派展のあゆみを詳細に解説されています。これで印象派の魅力再発見間違いなし。」

 

■紀伊国屋書店　天神イムズ店　書店員・嘉村さん：「月と六ペンス」サマセット・モーム著

「ポール・ゴーギャンをヒントに書かれた天才画家の生涯の歴史的大ベストセラー。主人公のストリックランドとゴーギャンの実際の共通点は多くないが、新進気鋭の画家がどんな情熱と苦労をもって自らの表現を世に残したかという軌跡は共通する。この物語を読むと印象派や芸術に興味が湧き、この世にあらゆる名画が残っていることに感謝したくなる。」

 

■ジュンク堂書店　福岡店　書店員・細井さん：「印象派への招待」朝日新聞出版編

「印象派の代表的な71作品が分かりやすく解説されているので入門書として最適。個性豊かな画家たちのエピソードを読めば、その人間的魅力にも興味が湧いてきて、印象派をもっと知りたくなること間違いなし!」

 

■丸善　博多店　書店員・浦川さん：「ヘンタイ美術館」山田五郎、こやま淳子著

「時代背景や、人間模様がわかると、絵はもっと面白くなる。難しいことぬき、ドラマチックで濃すぎる画家たちの情報満載。美術館に行く前に、行った後でも、知っておいて損はない!」

 

■リブロ　福岡天神店　書店員・奥原さん：「ジヴェルニーの食卓」原田マハ著

 

「家族みんなが囲める大きな食卓とおいしい食事、そして美しい庭。印象派のクロード・モネが求めたのはいたってシンプルなものでした。 あの有名な「睡蓮」の制作風景を原田マハがドラマチックに描いています。」