まなざしを借りて

【ご来廊の方へのお願い】
・マスクの着用と、入り口にて手指の消毒のご協力をお願いいたします。
・混雑が発生した場合は、ご鑑賞の制限をすることがございますのでご了承ください。

　名もなき実昌キュレーションによるグループ展「まなざしを借りて」が福岡市中央区のEUREKAで開催されます。

　東京を中心に活動する若手作家3組の作品を福岡で紹介するのは初で、その作品のなかでも映像作品にフォーカスを当てて展示されます。

　本展では、コロナ禍により関心が薄れつつある、米軍基地問題や震災など、”いま”の日本が抱える問題をテーマとして扱う作品を展示。これらの問題はあまりにも複雑であり、一概に結論を用意できるものではないため、本展ではこれらの問題への関わり方について模索します。

　それは、日常生活を送るうえでこれらの問題を強く意識することのない、福岡といういわば”当事者性”の薄い土地だからこそ、別の視点を浮かび上がらせることができるのではないかという考えに基づき、実際にその渦中に身を置かない、ある種不誠実ともとれる関わり方により、対立の外側、他者としての関わり方を検証します。

参加作家：キュンチョメ、小林太陽＋ヤグチユヅキ、竹内公太
会期： 前期 2020年7月2日(木)～7月5日(日) 後期 2020年7月9日(木)～7月12日(日)
時間： 木・金 16:00～20:00       土・日 12:00～20:00
※会期中作品が入れ替わります。
※作品スケジュール等詳細はコチラをご確認ください。