サプール2021展 in FUKUOKA シーズン2

 　アフリカのコンゴ共和国とコンゴ民主共和国で90年以上続く独自のファッション文化「サプール」。その世界を紹介する展覧会『サプール2021展 in FUKUOKA シーズン2』が、3月25日（木）から30日（火）まで福岡アジア美術館・企画ギャラリーAで開催されます。

　平均年収3万円以下の収入をやりくりし、ハイブランドスーツを身にまとって街を闊歩するサプールの人々は、“服が汚れるから争わない”というシンプルな平和感をもち、“エレガントな装いこそ人生のすべて”という生き方をもつファッショニスタ。孤高の価値観と共に生きる平和のメッセンジャーです。

　今年2月に福岡市美術館で開催された『シーズン1』は、6日間の会期中に600名を超える観客が来場。「刺激と魅力、様々なことを感じ、考える機会になった」「鮮やかなスーツが素敵で圧倒される写真ばかりでした」「すごいです！要チェック！！」といったメッセージがネット上に投稿され、大きな反響を呼びました。

　『シーズン2』は、150点以上の写真作品、ムービー作品放映に加え、サプールのネクタイ展、Yohji YAMAMOTOビンテージコレクションの展示など、『シーズン1』より規模を拡大して開催されます。

　さらに、会期中の3月27日（土）には、日本在住のコンゴ人サプール Léonさん、タレントの中上真亜子さん、日本におけるサプール文化研究の第一人者として知られる写真家のSAP CHANOさんによるスペシャルトークショーが開催され、3人のゲストがサプールの魅力を深掘りします。（イベントの詳細は、コチラ）

　ぜひ会場で、その深遠で魅惑的、そして色鮮やかな魅力に触れてください。