水のかたち

※ご来館前に、行橋市増田美術館ホームページで詳細をご確認ください。

　行橋市増田美術館のコレクションの中から、水をテーマに作品を紹介する企画展です。

　橋本雅邦《龍虎図》《四季山水図》や川合玉堂《湖畔春色》、松林桂月《長門峡猿渓》、菊池容斎《蒙古襲来図》、富岡鉄斎《山閣無塵俗》などの絵画と、青木龍山《染付花器 激浪》や青木清高《粉青花器「海たゆたう」》などの陶磁器をあわせた約20点を展示します。

　水は、激しい波や穏やかな湖、雨や雪など、環境によって様々なかたちに変化します。その水のかたちは様々な表現方法で、多くの芸術作品に表現されてきました。

　「水のかたち」に着目することで、作品の美しさを鑑賞するだけに留まらず、水の触感を想像したり、そこに心情を投影したりするなど、幅広い鑑賞の楽しみ方を見いだすことができるのではないでしょうか。作品を通して、変幻自在な「水のかたち」の魅力を感じてください。