一周の螺旋は円にも見える

　2022年招へい作家・井上修志は、昨年11月初旬から約3カ月、熊本県荒尾市に滞在し制作に取り組みました。

　今回の熊本滞在は、作家にとって初めての九州での生活でした。

　純粋な好奇心と、明確な制作に向けての視点を持って井上は、荒尾近郊だけではなく、産業革命遺産を中心としたリサーチをしながら南下。熊本市内、益城、天草、長崎、佐賀、福岡と九州を円を描くように、土地を巡りリサーチを続けました。

　ギャラリーがある建物の内と外の境界を鑑賞者が歩くことで解いていく。体感型のインスタレーション作品が空間に作り上げられています。作家が大量の土を掘り出し作った道と大量のモルタルで築いた道で構成されたインスタレーションで構成されています。

　歩きやすい靴でお越し下さい。

展覧会入場には事前予約が必要です。
以下の事項を記載の上、メールでお申込ください。
①希望の日時を、第二希望まで　②お名前　③当日ご連絡可能な電話番号
申込先：kumamotomotomoto@gmail.com
※会場の住所はメールでお伝えさせていただきます。