インタビュー
日程
2017/10/06(金) 〜 2017/11/26(日)
会場 佐賀県立九州陶磁文化館 |
肥後・熊本では江戸時代から多様な陶磁器が生み出されてきた。
陶器では、繊細な象嵌文様を特徴とする八代地域の高田焼(八代焼)や豪快な流し掛け装飾の荒尾・玉名地域の小代焼が江戸前期には始まり、今日でもその伝統が受け継がれている。人吉・球磨地域でも一勝地焼や上村焼などが生産され、地域の生活を豊かにした。
磁器では、天草地域の高浜焼や宇土の網田焼など良質の天草陶石を背景にして、有田などの肥前磁器とはひとあじ違う特色ある製品が作られた。
九州を代表する豊かなやきものが育まれた肥後・熊本と肥前・佐賀長崎は有明海で繋がる同じ「火(肥)の国」であり、古代から強い絆で結ばれた地域である。八代焼や小代焼の藁灰釉は、唐津・岸岳窯との関係も指摘され、現代では天草陶石が伊万里・有田焼や波佐見焼・三川内焼等の素材として広く浸透するなど、陶磁文化においても両者は深い関わりがある。
佐賀県立九州陶磁文化館で開催される「熊本のやきもの-近世から現代まで、火の国の陶磁文化-」では、肥前・佐賀の地から熊本地震復興を願って、長い伝統をもつ肥後・熊本の陶磁器の豊かな美と力強さを紹介する。
会場は、佐賀県立九州陶磁文化館第1・2・3展示室。
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