九州、山口エリアの展覧会情報&
アートカルチャーWEBマガジン

ARTNE ›  EVENT ›  ハミッシュ・フルトン展

ハミッシュ・フルトン展

日程  2018/12/05(水) 〜 2019/02/01(金)
会場 CCAギャラリー
LINE はてなブックマーク facebook Twitter

現代美術センターCCA北九州で、ハミッシュ・フルトン展が開催されます。

CCAは1997年の開設以来、ハミッシュ・フルトンとプロジェクトを行ってきました。皿倉山(北九州市)でのプレ・オープニング・ワークショップでのグループ・ウォーク(1994)に始まり、1999年には福岡県と大分県にまたがる英彦山を7日間歩き制作した作品、2006年には屋久島を7日間歩いた経験から制作した作品を発表しています。また、同時に2冊のアーティストブック、「ひぐらし」(2000)と「古木」(2008)も出版しています。

ハミッシュ・フルトン(1946生)の作品は、特定の場所を歩いた経験から制作され、歩くことについてのテキストがいつも含まれています。自分自身を「歩くアーティスト(Walking artist)」と呼び、旅の途中で写真を撮り記録を書き留め、それを作品の中に取り入れることで自らの経験と観客を結びつけていきます。ハミッシュ・フルトンは、1960年代より、彫刻や絵画といった「物」ではないアートの形や手法の探求を始め、今ある現代アートの一つの基盤を築いていったアーティストの一人です。フルトンにとってそれは「歩く」ことでした。当時フルトンはロンドンのセント・マーチン美術学校の学生でしたが、同時期、同じ学校にはギルバート&ジョージ、リチャード・ロングといった、後にイギリスを代表するアーティストとなった多くの学生が在籍していました。彼らもまた既存のアートのあり方に疑問を持ち、独自の考え方を元に活動を展開することで、新しい美術の概念を切り開いていきました。

今回ハミッシュ・フルトンは、四国八十八箇所の45番札所、海岸山岩屋寺近くに滞在し、愛媛県の久高原町を14日間歩きます。またこの付近には、古岩屋と呼ばれる、約2000万年前の地層が残る巨大な奇岩群があります。第44番札所、菅生山大寶寺から岩屋寺に続く遍路道の途中にあり、高さ60メートルから100メートルにもなるこの巨岩群には、弘法大師と天の邪鬼の民話も伝えられ、神秘的な風情をたたえています。

ハミッシュ・フルトン展は12月5日から。

他の展覧会・イベントを見る

おすすめイベント

RECOMMENDED EVENT
Thumb mini 5435848923

特別展「若冲、琳派、京の美術ーきらめきの細見コレクションー

2026/04/21(火) 〜 2026/06/14(日)
九州国立博物館

Thumb mini 774a132be2

特別展 大恐竜展 ~「フクイ」から探る獣脚類の進化~

2026/04/24(金) 〜 2026/06/28(日)
福岡市博物館

Thumb mini 7ef2333063

小磯良平展ー幻の名作《日本髪の娘》

2026/04/18(土) 〜 2026/06/21(日)
福岡市美術館

Thumb mini ef32c0ffc0
終了しました

福岡ミュージアムウィーク2026
建築ツアー

2026/05/16(土)
福岡市美術館

Thumb mini 61d53ab452
終了しました

小磯良平展 幻の名作《日本髪の娘》展 関連イベント
記念講演会 幻の名作《日本髪の娘》との出会い

2026/05/16(土)
福岡市美術館

他の展覧会・イベントを見る

おすすめ記事

RECOMMENDED ARTICLE
Thumb mini 897d964959
コラム

【コラム】アジアの女性アーティストを紹介するウェブサイト「アジアの女性アーティスト:ジェンダー、歴史、境界」とオーギカナエ さん

Thumb mini ed01de9313
コラム

【コラム】小磯良平の美《福岡市美術館特別展より》<中>「労働」に宿る普遍の美

Thumb mini c77ce5b829
コラム

久留米市美術館 開館10周年記念展「美の新地平 石橋財団アーティゾン美術館のいま」【学芸員コラム】(その3)

Thumb mini 559883e9f9
コラム

久留米市美術館 開館10周年記念展「美の新地平 石橋財団アーティゾン美術館のいま」【学芸員コラム】(その2)

Thumb mini da7b8d0855
コラム

久留米市美術館 開館10周年記念展「美の新地平 石橋財団アーティゾン美術館のいま」【学芸員コラム】(その1)

今週の人気記事

WEEKLY RANKING
特集記事をもっと見る