江口寿史展
EGUCHI in ASIA
2024/11/09(土) 〜 2025/01/12(日)
福岡アジア美術館
秋吉真由美 2022/05/11 |
大野城心のふるさと館(福岡県大野城市)で、大野城市市制50周年記念特別展「日本遺産 古代日本の『西の都』-活かす地域の宝-」が開催されています。
全国で104もの日本遺産が認定
地域の歴史的魅力や特色を通じて、国内の文化や伝統を語るストーリーを文化庁が認定する“日本遺産”。今では、北海道から沖縄まで104もの日本遺産が認定されています。
太宰府市、同館のある大野城市、春日市、筑紫野市、宇美町(以上、福岡県)、基山町(佐賀県)といった筑紫の地は、東アジアからの文化、宗教、政治や人などが集まる交流の拠点、外交や軍事の拠点でもあった場所。現在でも、大宰府政庁跡やその周辺の景観は、1300年前の古代国際都市「西の都」が感じられるとして、日本遺産「古代日本の『西の都』~東アジアの交流拠点~」に認定されています。
本展では、大野城市の文化財を含む日本遺産「古代日本『西の都』」をはじめとする西日本各地の日本遺産を紹介しています。
西日本各地の日本遺産を紹介
第1章は「ちょっと『おでかけ』日本遺産」を題して、“西の都”につながる視点から、西日本の日本遺産の中から7つの日本遺産をピックアップ。
「古代人のモニュメント-台地に絵を描く南国宮崎の古墳景観-」「日本磁器のふるさと 肥前-百花繚乱のやきもの散歩-」「忍びの里 伊賀・甲賀-リアル忍者を求めて-」などの日本遺産を、展示品とともに紹介しています。
天神さまの生涯を描いた天神縁起
第2章は「いざ、西の都へ『古代日本の「西の都」~東アジアとの交流拠点~』」。大野城市にある文化財をはじめ、日本遺産「古代日本の『西の都』~東アジアとの交流拠点~」を構成する史跡や文化財を紹介しています。
太宰府天満宮に祀られている菅原道真(845~903)の生涯や天満宮にまつわるストーリーを描いた《天満宮縁起画伝(藤田家本)》(全8幅 ※期間中、展示替えあり)が初公開。
菅原道真の誕生や、流された大宰府での暮らし、天満宮に関する逸話が81の場面によって描かれています。
同館1階ジョーホールは無料エリアとなっており、104の全国の日本遺産を一堂にパネルで紹介しています。
気になる日本遺産は、旅行のヒントになるかも。こちらもぜひのぞいてみてください。
大野城市市制50周年記念特別展「日本遺産 古代日本の『西の都』-活かす地域の宝-」の開催は6月19日まで。
特別展「日本遺産 古代日本の『西の都』-活かす地域の宝-」の公式サイトはこちら
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福岡アジア美術館
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