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福岡アジア美術館
秋吉真由美 2022/07/01 |
福岡市博物館(福岡市早良区)で常設展示されている国宝金印「漢委奴国王」。奴国とは、福岡市が位置する博多湾沿岸に存在した国。中国の史書『後漢書』には、建武中元二(57)年、後漢の光武帝が「倭の奴国」の使いに、後漢の光武帝が「印」と「綬」を授けたとあります。1784年に志賀島で発見され、筑前藩主である黒田家に代々伝わり、1978年に福岡市に寄贈されました。同館では、1990年から展示されています。
福岡市博物館のミュージアムショップでは、金印や刀剣など所蔵品にちなんだオリジナルグッズが充実。今回は、福岡みやげとしてもオススメの「金印」グッズに注目。人気ランキングのベスト5を紹介します。
博多人形師によって、一つずつ手作りされた「金印マグネット」。なんと博多人形と同じ土と技法によって作られています。
公文書や手紙を封印する「封泥(ふうでい:文書を入れた箱を紐でしばり、その結び目に付けた四角い粘土に押印する)」の道具として使われていた金印。その本来の使い方である趣を楽しむことができます。
種類は全3種、価格は各500円(税込)。
金の箔押しが重厚感を生む、国宝「金印」とコクヨのロングセラー商品「測量野帳」とのコラボ商品。表面には蛇のつまみ(鈕)を含む本体、裏面には印面「漢委奴国王」がデザインされています。価格は500円(税込)。
赤、金、紫の3色の根付をそろえる「金印ストラップ」。実物よりひとまわり小ぶりですが、印面にはしっかりと「漢委奴国王」の5文字が刻まれています。価格は各1,018円(税込)。
国宝「金印」と同じ、一辺約2.3センチのサイズで作られた「金印スタンプ」。国王気分が味わえると子どもたちにも人気です。
また、シーリングスタンプとして使うのも素敵。価格は723円(税込)。
国宝「金印」と同じ一辺約2.3センチの「金印レプリカ」。24金メッキが施された重厚な作りです。価格は4,070円(税込)。
国宝「金印」が他所の展示などで貸し出される場合、福岡市博物館では本物を元に作られた精巧な金印複製品を代わりに展示します。なんと、この「金印レプリカ」は、その金印複製品から型をとって制作されたもの。「世界で数個しかない金印複製品から型をとって作られているので、この商品は国宝『金印』のいわば孫なのです」と福岡市文化芸術振興財団ミュージアムグッズ担当の植田万智子さん。
「この商品以外にも『金印レプリカ』という名で発売されている商品は多数存在しますが、金印複製品から型をとってつくられたのは、福岡市文化芸術振興財団が製作したこの商品だけです!」とも。
福岡市博物館のオリジナル金印グッズは、ミュージアムショップはもちろん、オンラインショップでも購入できます。来館の記念としてももちろん、ひと味違った福岡みやげに利用するのはいかがですか?
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