江口寿史展
EGUCHI in ASIA
2024/11/09(土) 〜 2025/01/12(日)
福岡アジア美術館
日程
2018/02/28(水) 〜 2018/04/22(日)
会場 下関市立美術館 |
卒業の季節。郷里を離れ、新天地に旅立つ方も多いことでしょう。
「ふるさとを代表する美術作品を、思い出の1ページに加えてほしい」
――そんな願いを込めて、高校三年生に下関市立美術館から贈られる展覧会です。
「近代日本画の父」と呼ばれる狩野芳崖は、美術館のある長府の出身です。御用絵師の家に生まれ、長府で活動しますが、明治維新後は東京に拠点を移しました。狩野派の伝統に基礎を置きつつも新しさを兼ね備えた芳崖の作品から、《繋馬図》(寄託作品)、《弁慶図》などが紹介されます。また、萩出身で下関に居住したこともある高島北海の作品から《日本北亜伯連峰図》(山口県立豊浦高等学校蔵/寄託作品)、《果蔬図》などのほか、北海との交流が知られているフランスのガラス工芸家エミール・ガレによる作品も紹介されます。
下関出身の実業家河村幸次郎が蒐集し、美術館に寄贈した美術品(「河村コレクション」)からは、古代オリエントの工芸品や香月泰男、藤田嗣治らの絵画作品が紹介されます。下関出身の冶金学者の父をもち、戦前からコラージュの制作を始めるなどした桂ゆきの、ユーモアに富んだ作品も必見です。そして、戦後の一時期を下関で過ごし、「抽象彫刻のパイオニア」とも呼ばれた植木茂。デザインの分野でも活躍した彼の作品が、下関の出身でやはりデザイナーでもあった椿義則や、親交のあった画家たちの絵画作品と同じ空間に展示されます。
下関とかかわりの深い人物(作家やコレクター)を軸に、約80点の絵画・彫刻・工芸作品などで、ふるさと下関の美術がたっぷりと紹介されます。
また、期間中はギャラリーコンサートやギャラリートークなどの関連イベントも開催予定。詳しくは、下関市立美術館ホームページまで。
2024/11/09(土) 〜 2025/01/12(日)
福岡アジア美術館
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2024/10/26(土) 〜 2024/12/01(日)
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