
第35回九州産業大学美術館所蔵品+展 「巴里、ルオー、ザッキン。」関連イベント
アート・トーク「モンパルナスのエコール・ド・パリ」
2025/04/25(金)
九州産業大学15号館101教室
アルトネ編集部 2025/04/24 |
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「創造交差点」をコンセプトに、訪れる人々をワクワク・ドキドキさせる場所づくりをうたう「ONE FUKUOKA BLDG.」(略称:ワンビル)が、2025年4月24日(木)、いよいよオープンしました。
そのコンセプトを体現するテナントのひとつとして注目を集めているのが、1985年の開設より東京・青山で、現代美術、ファッション、建築、デザイン等多彩なプログラムで都市のアート活動を発信してきた「SPIRAL(スパイラル)」の九州初出展です。
ワンビル3階にオープンする福岡の新しいアートスポット「SPIRAL GARDEN(スパイラルガーデン)」について、その内容をレポートします。
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「SPIRAL GARDEN(スパイラルガーデン)」は、自分らしく新しいライフスタイルを提案するショップが立ち並ぶワンビルの3階にあります。
「生活とアートの融合」を目指し、高感度なアート作品、雑貨や日用品のセレクトで定評のあるSPIRAL、福岡での展開は、ギャラリー、ショップ、カフェの空間がゆるやかに連なる複合ショップとなります。
注目のギャラリー(3階)では第1弾の企画展として、生命が芽吹く春の季節にぴったりの「Wonder Garden」展を開催(5月25日まで)。池平徹兵、井上唯*、大小島真木、川上和歌子、北奥美帆*、鈴木康広*、鈴木由衣、村上大明、横手太紀の9名のアーティストによるアート作品は、絵画、彫刻、陶芸、映像、インスタレーション……と、その表現媒体や素材も多種多様です。
*印の作家は6階のみ ※各作家の展示期間・場所は公式WEBサイトにてご確認ください。
ワンビルのオープンを記念する「Wonder Garden」展は、6階カンファレンスホールに場を拡張しての開催となります。
※6階は5月11日までの会期となるのでご注意ください。
6階に場を移し「Wonder Garden」展の続きを見ていきましょう。
展示室前の空間に、すっくりと立つのは1本の白いオブジェクト。中間部にある穴の中に、床に散らばる木の葉型の紙を入れ込むと……木の葉の両面に描かれた開かれた目と閉じられた目のイラストが、ひらひらと空中でまばたきをしているよう!
6階展示室奥、中央に展示されているのは、池平徹兵氏の絵画作品です。毎日、その日に描きたいモチーフを半年間ほど積み重ね、完成させたという絵画作品は、動物、植物、食べ物と、きっとご本人が好きなもの、ワクワクするもので埋め尽くされているのでしょう――モチーフや色、その質感を目で追う楽しさが詰まった作品です。
スパイラルのキュレーターで、株式会社ワコールアートセンター アート事業部部長の加藤育子氏は「お庭で植物やお花に出会うようにアートに出会ってほしい。アートを身近に感じていただきたい。」とオープニング展に込めた想いを伝えてくれました。会期中には、ワークショップやフィールドワーク等、出展作家によるイベントも多数企画されています。
また、ギャラリースペースでは今後も月1ペース(想定)で展覧会を開催する予定だそう。さらには、若手作家の発掘、育成、支援を目的とする “福岡版 SICF(アートフェスティバル)”の実施等も企画されているそうです。福岡・天神発の新しいカルチャー拠点にご注目ください。
SPIRAL公式HP「Wonder Garden」展詳細・関連イベントはこちら
2025/04/25(金)
九州産業大学15号館101教室
2025/04/05(土) 〜 2025/04/27(日)
合同会社書肆吾輩堂
2025/01/21(火) 〜 2025/05/11(日)
九州国立博物館
2025/04/27(日)
北九州市立美術館 レクチャールーム
2025/04/23(水) 〜 2025/05/03(土)
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