魔法の歴史スコープ~見つめてみよう福岡の今~
2026/02/21(土) 〜 2026/04/12(日)
09:30 〜 17:30
福岡市博物館
| 2026/03/13 |
|
人々の自然への働きかけは、古墳時代以降、さらに大規模になっていきます。約2千年前の弥生時代後半、福岡では急速に鉄器が普及します。鉄器は森林を伐採する斧(おの)や、水田開発のための土堀り具などとして大きな力を発揮し、人々にとって不可欠なものになっていきました。しかし、日本列島には鉄そのものを作り出す技術はまだなく、大陸から鉄素材や鉄器を運んで使用する時期が長く続きました。
約1500年前の古墳時代後半、ようやく鉄を作る技術が普及してきます。その後の奈良時代から平安時代初めにかけて、室見川流域や糸島半島などで多くの製鉄炉が操業しました。鉄の原料となる高品質な砂鉄が、糸島半島沿岸部に豊富にあったのです。
製鉄の燃料として、あるいは砂鉄から酸素を取り除くための還元剤として、大量の木炭が必要です。製鉄という新しい技術の導入によって、さらに多くの木を消費することになり、森林伐採はより顕著となりました。
(福岡市博物館学芸員・朝岡俊也)
▼特別展「魔法の歴史スコープ~見つめてみよう福岡の今~」 4月12日まで、福岡市早良区の市博物館。一般800円、高大生500円、中学生以下無料。月曜休館。
=(3月13日付西日本新聞朝刊に掲載)=
◎ARTNEチケットオンラインで当日券 販売中
チケットはこちら
2026/01/20(火) 〜 2026/03/15(日)
九州国立博物館
2025/12/17(水) 〜 2026/03/15(日)
福岡市美術館
2026/01/04(日) 〜 2026/03/15(日)
熊本市現代美術館
2026/01/04(日) 〜 2026/03/15(日)
北九州市立美術館 本館
2026/01/24(土) 〜 2026/03/15(日)
福岡市科学館 3階企画展示室