「大浮世絵展」関連イベント
特別講演会「浮世絵の愉しさ、懐かしさ」
2020/02/01(土)
14:00 〜 15:30
福岡市美術館
日程
2020/01/28(火) 〜 2020/03/22(日)
会場 福岡市美術館 |
福岡市美術館で開催される本展は、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳という5人の人気絵師の代表作を、国内外から集めて一堂に会する大規模な展覧会となっています。
歌麿は美人画、写楽は役者絵、 北斎と広重は風景画と花鳥画、国芳は武者絵と戯画…各絵師が得意としたテーマで精選 した作品群により、世界を魅了する浮世絵の美のエッセンスを存分に堪能してみてはいかがでしょうか。
同時開催(R18)
受贈記念特別公開「まぼろしの春画 国貞三源氏」
歌川国貞(1786~1864)は、美人画と役者絵という浮世絵版画の主要ジャンルの第一線で活躍し、浮世絵師の中でもナンバーワンの作画量を誇る人気絵師です。国貞は春画においても才能を発揮し、源氏物語のパロディーである『艶紫娯拾餘帖(えんしごじゅうよじょう)』、『花鳥余情 吾妻源氏(かちょうよじょう あづまげんじ)』、『正寫相生源氏(しょううつしあいおいげんじ)』の「三源氏」は、その彫りや摺りの技術の高さから、多色摺木版画の頂点とも評されます。このたび、当館へ寄贈された『正寫相生源氏』初摺本(しょずりぼん)は、永らく所在不明となっていたのが、近年新たに見いだされたもので、今まで知られていた「三源氏」の中でも群を抜いた出来栄えを示しています。加えて、ほぼ全てのページにおいて、金・銀・青貝といった贅を尽くした摺りが用いられており、その豪華さに目を奪われます。受贈を記念して開催する本展は、『正寫相生源氏』に加えて『艶紫娯拾餘帖』、『花鳥余情 吾妻源氏』の初摺本も公開する世界初の機会となります。「三源氏」を通して多色刷木版画の頂点を極めた超絶技巧をお楽しみください。
※「まぼろしの春画 国貞三源氏」のみ観覧の場合、300円(18歳以上)
※18歳未満の方はご入場いただけません。
※春画には刺激の強い表現が含まれています。
※大浮世絵展の一般観覧券をお持ちの方でも「まぼろしの春画 国貞三源氏」展に入場せずに展示を観覧することが可能です。
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