
つきなみ講座10月
「珠玉の近代絵画─「南国」を描く。」展の見どころ紹介 ①
2025/10/18(土)
福岡市美術館 1階 レクチャールーム
日程
2021/12/18(土) 〜 2022/02/06(日)
会場 北九州市立美術館 本館 |
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※ご来場前に、北九州市立美術館ホームページで詳細をご確認ください。
19世紀末から20世紀初頭にかけ、パリは世界有数の大都市として大きく発展しました。のちに「ベル・エポック(美しき時代、良き時代の意)」と呼ばれたこの時代、地下鉄の開通や電気の街灯設置など、パリの都市化が急速に進むと同時に、多くの新聞・雑誌の出版、映画の上映、ダンスや音楽を楽しめるホールの開設など、大衆文化が花開きました。美術においても、象徴主義やアール・ヌーヴォー、フォーヴィスムなどの美術運動が起こり、パリの人々は、第一次世界大戦までのつかの間の繁栄を謳歌したのです。
この時代の享楽的な雰囲気を象徴する芸術家のひとりが、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901)です。名門貴族の家に生まれながら、キャバレーやダンス・ホールに集う人々を描き続けたことで知られるロートレックは、当時新しい表現方法として注目されていた色鮮やかな多色刷りポスターを数多く手掛け、グラフィック・デザイナーの先駆者ともいわれます。
本展では、ロートレックをはじめ、ドガやミュシャ、デュフィらの作品およそ300点を展示し、劇場や盛り場、女性のファッション、人々の生活など、華やかな時代の姿を映し出したパリの芸術を紹介します。
2025/10/18(土)
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