北九州市立美術館 開館50周年記念
「足立美術館所蔵 横山大観展」スライドトーク
2024/04/13(土) 〜 2024/05/02(木)
北九州市立美術館 本館
日程
2022/02/05(土) 〜 2022/04/10(日)
会場 熊本市現代美術館 |
※ご来場の際は熊本市現代美術館ホームページをご確認ください。
塔本シスコは、1913(大正2)年、熊本県八代市に生まれ、宇城市で育ちます。養父の傳八は、自身のサンフランシスコ行きの夢を託し、彼女をシスコと命名します。その後、家業がかたむき、シスコは小学校を中退。奉公を重ねた末に20歳で結婚し、一男一女を得ます。46歳の年には夫が急逝。心身ともに衰弱する日々から立ち直るなかで、子どもの頃から憧れていた絵を描くことに、心をよせていきます。
53歳のある日、シスコは大きなキャンバスに油絵を描き始めました。その絵画世界は、何ものにもとらわれない、自身のなかに湧きおこる喜びと夢に満ちあふれています。作品の主題は身近な草花や動物たち、そして時間も場所も自由自在に乗り越えて、子どもの頃の想い出にまで広がります。生涯にわたって、少女のような純粋さを保ち、自らの喜びと夢を制作の源泉にしていたシスコは、「私は死ぬるまで絵ば描きましょうたい」と絵筆を握り続け、2005(平成17)年に91歳の人生を閉じました。
様々な苦難を乗り越え、家族に支えられながら、一生をかけて絵を描き、生み出してきたその作品一つひとつは、まさに彼女自身の人生絵日記といえます。そして、200点以上の作品で埋め尽くされた会場内は、まさにシスコ・パラダイスです。
現在もなお、その輝きを放ち続ける作品世界を、この機会にどうぞお楽しみください。
2024/04/13(土) 〜 2024/05/02(木)
北九州市立美術館 本館
2024/03/12(火) 〜 2024/05/06(月)
都城市立美術館
2024/03/16(土) 〜 2024/05/06(月)
北九州市立いのちのたび博物館
2024/03/20(水) 〜 2024/05/06(月)
鹿児島市立美術館
2024/03/23(土) 〜 2024/05/06(月)
みやざきアートセンター