児島虎次郎　もうひとつの眼

※ご来場前に高鍋町美術館ホームページで詳細をご確認ください。

　1881（明治14）年に岡山県川上郡下原村（現・高梁市成羽町）に生まれた児島虎次郎は、日本における印象派の代表的な画家で、児童福祉の父と呼ばれる石井十次（高鍋町出身）の娘婿にあたります。

　本展は、20世紀初頭に児島が留学や大原美術館の作品収集のために渡欧し、ヨーロッパ各地やエジプトなどの風物や人々を写真に収めたものを展観する、九州初公開の展覧会です。また今回は特別に、児島虎次郎の手掛けた絵画の名品も併せて展示します。

　約100年の歳月を経てよみがえる、画家児島虎次郎のもうひとつの眼―カメラを通したまなざしをどうぞお楽しみください。