日程
2017/12/22(金) 〜 2018/02/04(日)
会場 佐賀県立博物館 |
草場佩川(くさば・はいせん/1787年~1867年)は、肥前多久に生まれ、多久領の学校の東原庠舎と佐賀藩校の弘道館で学び、早くから学問をはじめ詩文と書画で頭角をあらわしました。文化8年(1811)数え年25歳の時、朝鮮通信使(外交使節団)の幕府応接に加わり、その詩文や書画を披露、通信使たちから「奇才」と絶賛され、広く知られる存在となりました。
後に佩川は、佐賀藩校の弘道館の教授をつとめるなど、江戸時代後期から幕末まで長期にわたり佐賀藩を代表する学者として活躍、多くの人材を育成し、明治維新の前年、慶応3年(1867)81歳で死去しました。
佩川は、詩書画いずれにも優れた稀有な存在で、「詩を一日に一首」、「文章を一月に五編」を自らに課して、生涯で2万首を超える漢詩と多くの文章を作る一方、自作漢詩の揮毫をはじめ、自作花鳥画に自作漢詩を付した数多くの書画を遺すほか、現存する18歳以降の日記は、多久領及び佐賀藩関係の貴重な記録となっています。また、自作漢詩「山行示同志(山行、同志に示す)」は、詩吟で全国的に有名で広く詠われています。
佐賀県立博物館と多久郷土資料館で開催される「没後150年 草場佩川」展では、草場佩川の没後150年に当たり、佩川の生涯を概観するとともに、佩川が遺した書画をはじめとする資料(遺産)が展示され、すぐれた業績と敬愛された人物像が紹介されます。
※多久郷土資料館でも開催。
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