九州、山口エリアの展覧会情報&
アートカルチャーWEBマガジン

ARTNE ›  FEATURE ›  コラム ›  【アーツ・アンド・クラフツとデザイン展、芥川龍之介と美の世界展など!】2023年度、久留米市美術館の注目展覧会

【アーツ・アンド・クラフツとデザイン展、芥川龍之介と美の世界展など!】2023年度、久留米市美術館の注目展覧会

Thumb micro 6e69b4f50a
アルトネ編集部
2023/03/24
LINE はてなブックマーク facebook Twitter

 九州、山口エリアの展覧会情報を発信するARTNE(アルトネ)による、各施設の展覧会ラインナップから注目の展覧会をご紹介するシリーズ。今回は久留米市美術館編です。

 

久留米市美術館のコレクション展第4弾!

野見山暁治《朝の景色》1981年 久留米市美術館

コレクションing4 野見山暁治の見た100年
2023年4月22日(土)-6月4日(日)

 久留米市美術館の収蔵品を中心としたコレクション展の第4弾として、100歳を超えてなお制作活動を続ける画家・野見山暁治(1920- )が見つめてきた日本洋画100年の展開を、作家寄贈作品を含む約90点でたどります。

 

 

■アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで

ウィリアム・モリス(モリス商会)《いちご泥棒》1883年 Photo©Brain Trust Inc.

アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで
2023年6月17日(土)~8月17日(木)


 モリスのデザイン思想に影響された「アーツ・アンド・クラフツ」運動の多様性と国際的な広がりを、代表作家によるテキスタイルや壁紙、家具、アクセサリーから産業デザインまで約170点の作品で紹介します。

 

 

「神」と向き合い表現する日本の作家の作品を再発見、再認識

関根正二《少年》1917年 個人蔵


顕神の夢―幻視の表現者― 村山槐多、関根正二から現代まで
2023年8月26日(土)~10月15日(日)

 人知を超えた「神」と向き合い表現する日本の作家およそ50人をとりあげ、彼らの作品をそれにふさわしい、いわば「霊性の尺度」で測り直すことで、作品のもつ豊かな力を再発見、再認識しようとする展覧会です。

 

 

■芥川龍之介と美の世界を探る展覧会

中原悌二郎《若きカフカス人》1919年 新潟大学

芥川龍之介と美の世界 二人の先達ー夏目漱石、菅虎雄
 2023年10月28日(土)~2024年1月28日(日)

 芥川龍之介(1892-1927)と美術の関わりを軸に、芥川が師と仰いだ夏目漱石(1867-1916)、漱石の親友であり、書家として芥川と漱石の双方から一目置かれる存在であった菅虎雄(1864-1943)をとりあげ、三人の交流にも注目します。

 

 

■筑後ゆかりの作家を紹介する「ちくごist」展

尾花成春《黄色い風景》1958年 久留米市美術館

ちくごist 尾花成春
 2024年2月10日(土)~4月14日(日)

 23年度から筑後ゆかりの作家を紹介する「ちくごist」展を行います。第一弾は、前衛美術団体「九州派」で活躍した画家・尾花成春(1926-2016)。「筑後川シリーズ」など地域での制作にこだわった、その全貌を紹介します。

おすすめイベント

RECOMMENDED EVENT
Thumb mini a9ebd05086
終了間近

ハウステンボス大コレクション展

2023/02/11(土) 〜 2023/05/31(水)
ハウステンボス美術館

Thumb mini b54926d82d
終了間近

神戸智行展-太宰府天満宮コレクションより

2023/02/11(土) 〜 2023/06/04(日)
太宰府天満宮宝物殿企画展示室

Thumb mini c14a4094ba
終了間近

ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者

2023/04/08(土) 〜 2023/06/04(日)
福岡市美術館

Thumb mini 889cf6e1c6
終了間近

久留米市美術館のコレクションing4 
野見山暁治の見た100年

2023/04/22(土) 〜 2023/06/04(日)
久留米市美術館

Thumb mini f2adc29ffb

国立美術館 コレクション・プラス
鴨居玲のスペイン時代
― スペイン・バロックの巨匠ジュゼペ・デ・リベーラの作品とともに

2023/04/07(金) 〜 2023/06/11(日)
長崎県美術館

他の展覧会・イベントを見る

おすすめ記事

RECOMMENDED ARTICLE
Thumb mini cd3988401f
コラム

マルチな輝き ミュシャ展<下> 多才な芸術家の最終形【コラム】

Thumb mini f9dc02fe91
コラム

マルチな輝き ミュシャ展<中> 後半生をささげた大作【コラム】

Thumb mini 196fbc694e
コラム

ミュシャ展/なぜ愛し、集めるのか/2人のコレクターを紹介/福岡市美術館で来月4日まで【コラム】

Thumb mini 3d474919c5
コラム

マルチな輝き ミュシャ展<上> 偶然から生まれた出世作【コラム】

Thumb mini 5899bb9c3c
コラム

ガレとドーム 自然への愛<下> 命見つめ、工芸を芸術に 九州国立博物館特別展「アール・ヌーヴォーのガラス ガレとドームの自然賛歌」【コラム】

特集記事をもっと見る