特別展
ジパング
―平成を駆け抜けた現代アーティストたち―
2024/08/24(土) 〜 2024/10/20(日)
佐賀県立美術館
アルトネ編集部 2018/04/17 |
九州・山口の展覧会情報やアートに関連情報を発信するWEBマガジンARTNE(アルトネ)編集部が選んだ「2018年絶対に見逃せない」展覧会をご紹介します。
全部利用すると合計800円もおトクに展覧会を楽しめるクーポン付きリーフレットも記事の最後にご案内します!
●春は多彩な展覧会に注目!
レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロというルネサンス期を代表する芸術家たちによる幻の大壁画の謎を追う『レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展』(会場:福岡市博物館/会期:2018/4/6〜6/3)、『20世紀少年』など数々の大ヒット作で知られる漫画界の鬼才の全貌に迫る「浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる -山口の巻-」(会場:山口県立美術館/会期:2018/4/20~6/17)、新海誠展「ほしのこえ」から「君の名は。」まで(会場:みやざきアートセンター/会期:2018/4/14〜 5/27 )は既に当サイトでの反響も大きく、楽しみに待っている方も多いのではないでしょうか。
2017年に国立新美術館で《スラブ叙事詩》が展示され大きな話題となったミュシャ。代表的な”ミュシャ様式”のポスターなどが並ぶ「ミュシャ展~運命の女たち~」(会場:福岡アジア美術館/会期:2018/4/21~5/27)は、伝説的女優サラ・ベルナールらミュシャにとってのミューズにフォーカスした展覧会となります。《スラブ叙事詩》は展示されませんが、根強いミュシャ人気を感じられそうです。(7/20~9/2鹿児島市立美術館に巡回)
演劇作家・岡田利規(チェルフィッチュ主宰)がつくる6本の〈映像演劇〉で構成される演劇公演/展覧会「渚・瞼・カーテン チェルフィッチュの 〈映像演劇〉」(会場:熊本市現代美術館/会期:2018/4/28~6/17)にも注目が集まりそう。演劇&アートファンにとっては、九州外の方でも見逃せない企画です!
●梅雨の憂鬱な日々も吹き飛ばせそうな華やかさ!
雨が降っても楽しめるのがミュージアムの良いところの一つ。梅雨の時期にもお出かけが待ち遠しくなるような企画が並びます。
当サイトでも既に大プッシュ中の「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」(会場:九州国立博物館/会期:2018/5/19〜7/16)。ルノワール、ファン・ゴッホ、モネ、セザンヌ、マネ、ピカソなど印象派、ポスト印象派の傑作中の傑作を見逃すわけには行きません!少しでもゆっくり鑑賞するには、会期前半の平日や夜間開館(金・土は20時閉館)の訪問がおススメです。 (※それでも混雑していた際はご容赦ください)
「安野モヨコ展 STRIP! PORTFOLIO 1996-2016」(会場:三菱地所アルティアム(イムズ8階)/会期:2018/6/2〜7/16)は、『オチビサン』『働きマン』『さくらん』『ハッピー・マニア』などで知られる漫画家・安野モヨコにとって西日本で初めての個展です。「ブルーノ・ムナーリ展」(会場:北九州市立美術館分館/会期:2018/6/23~8/26)は、イタリアを代表する芸術家、デザイナーであるブルーノ・ムナーリの絵画・版画・オブジェ・書籍など約300点が紹介されます。
写真家・映画監督の蜷川実花の個展、「蜷川実花展―虚構と現実の間に―」(会場:熊本市現代美術館/会期:2018/6/30~9/9)は、「日本、そして未来」というテーマのもと、展覧会場自体を「写真劇場空間」へと変貌させるそう。2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事にも就任した蜷川のつくり出す”未来”がどんなものになるのか期待が高まります。(「開館20周年記念 蜷川実花展 虚構と現実の間に」会場:大分市美術館/会期:2019/1/5~2/24も開催予定です)
日本美術好きにとって見逃せないのは、「ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信」(会場:福岡市博物館/会期:2018/7/7~8/26)。現存作品の8割が海外に所在するため日本国内での紹介する機会が希少な浮世絵師・鈴木春信の作品に出会えます。同時開催の「幽霊・妖怪画の世界」では福岡市博物館所蔵の円山応挙や伊藤若冲の作品も展示されます。
青木繁《わだつみのいろこの宮》や藤島武二《天平の面影》から、九州では初めての展示となるカイユボットの《ピアノを弾く若い男》まで石橋財団コレクションを代表する作品が並ぶ「名画が奏でる8つのフーガ 青木・セザンヌ・ルノワール ブリヂストン美術館コレクション展」(会場:久留米市美術館本館2階/ 2018/7/14~9/9)も見逃せません。
●夏休み時期には親子で楽しみたい企画がたくさん!
大人も子どもも大好きな絵本にまつわる展覧会では、12回目となる「NTT西日本スペシャル おいでよ!絵本ミュージアム2018」(会場:福岡アジア美術館/会期:2018/7/19~8/19)、絵本専門誌の創刊を記念した「MOE創刊40周年記念 島田ゆか・酒井駒子・ヒグチユウコ・ヨシタケシンスケ・なかやみわ 5人展」(会場:みやざきアートセンター/会期:2018/7/14 ~9/2)、芸術性が高い作品や実験的でユニークな作品が集まる「ブラティスラヴァ世界絵本原画展 BIBで出会う絵本のいま」(会場:久留米市美術館本館1階/会期:2018/7/21~9/9)、大分在住の絵本作家ユニットによる「ザ・
さらに、アニメーションに関連した展覧会も豊作です!
ピクサーに所属していた堤大介とロバート・コンドウの二人がアメリカに設立したアニメーションスタジオを紹介する「トンコハウス展」(会場:三菱地所アルティアム/会期:2018/7/21~9/2)、びじゅチューン(NHK Eテレ)で人気の「鹿児島県霧島アートの森 2018年度特別企画展 井上涼展」(会場:鹿児島県霧島アートの森/会期:2018/7/6~9/2)、各地で開催され話題の展覧会「高畑・宮崎アニメの秘密がわかる。 スタジオジブリ・レイアウト展」(会場:宮崎県立美術館/会期:2018/6/16~9/17)や、「山本二三展 日本アニメーション美術の創造者」(会場:熊本県立美術館/会期:2018/7/28~9/17)など、色々なタイプの表現を満喫できそうです。
そして、体験型の注目企画も。2017年10月の開館以来はじめての夏休みを迎える福岡市科学館では「スケスケ展 ―スケると見える仕組みの世界―」(会場:福岡市科学館/会期:2018/7/14~9/24)が開催。九州大学総合研究博物館とクリエイティブ・スタジオKOO-KIの協力で今までにはない標本展示とインタラクティブな映像がくみあわさった展示が繰り広げられます。各地で開催されるたびに進化し続けている「魔法の美術館:リミックス」(会場:長崎県美術館/会期:2018/7/21~9/2)、毎年人気の「コロガル公園コモンズ」(会場:山口情報芸術センター[YCAM]/会期:2018/7/21~10/28)も楽しみです。
続きは「2018年絶対に見逃せない九州・山口の展覧会 秋冬編【コラム】」で!
★クーポン付きリーフレット
アルトネでは、2017年4月の立ち上げから1周年を記念して、2018年度に開催される展覧会を紹介するクーポン付きリーフレットを発行しました。九州・山口のミュージアムで配布するほか、本ページからもダウンロード・プリントアウトしてご利用いただけます。全部利用すると合計800円もおトクに展覧会をお楽しみいただけます!
※各クーポンは切り取りもしくは日付印の押印で1回のみ使用できます。携帯・スマートフォンの画面表示のみではリーフレット内クーポンはご利用いただけません。必ずプリントアウトしたものを会場へご持参ください。他の割引券との併用はできません。
2024/08/24(土) 〜 2024/10/20(日)
佐賀県立美術館
2024/10/17(木) 〜 2024/10/22(火)
福岡アジア美術館 7階企画ギャラリーC
2024/10/26(土)
福岡市美術館 1階 ミュージアムホール
2024/10/27(日)
福岡市美術館 2階 近現代美術室B
2024/09/14(土) 〜 2024/10/29(火)
福岡アジア美術館