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日程
2018/09/15(土) 〜 2018/11/04(日)
会場 福岡市博物館 |
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日本人の生き方に深い影響を及ぼした浄土信仰は、今から約900年前の平安時代、末法思想の流行とともに盛んになりました。その中心となった西方極楽浄土のほとけ、阿弥陀仏は苦しみの多いこの世を生きる人々の心の拠り所となり、様々なかたちにあらわされてきました。
日本列島の西に位置する九州にも長い浄土信仰の歴史があり、他の地域とは異なる特色を持っています。平安時代には護国の神である八幡神が阿弥陀仏と同じと考えられ、宇佐や国東では神仏が混然一体となった浄土の世界が形成されました。鎌倉時代には法然上人の弟子で筑前出身の聖光上人が活動し、その教えは浄土宗鎮西流として九州に深く根をおろしました。また、戦国時代から江戸時代にかけては浄土真宗が大きな広がりをみせています。
福岡市博物館で開催される本展覧会ではこうした九州の浄土信仰に注目し、その中で生み出された多彩な絵画や彫刻など約200点を展示します。燦然と輝く極楽浄土の情景や来迎の姿をあらわす阿弥陀像、信仰の力を象徴する名号などを通じて、来世に願いを託した先人たちの心に触れてみてはいかがでしょうか。
福岡市博物館のホームページでは、本展ブログ「西方に極楽あり」を週に1度更新中です。是非チェックしてみたください。
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